昨季からの打力不足を補う存在としての期待
2024年シーズンに向けて新たに獲得したレアンドロ・セデーニョ内野手が西武ライオンズに加わり、チームの打力向上に貢献することが期待されています昨季の西武は、チーム打率と本塁打数でリーグワーストの成績を記録し、得点力の不足に苦しみました
このため、セデーニョの加入は特に重要とされています
育成からの昇格と昨季の成績
オリックスでは育成選手から支配下登録への迅速な昇格を果たし、来日2年目となる昨季には98試合に出場し15本塁打を記録しましたセデーニョは新しいチームで中軸選手として期待されており、その打撃力がカギとなります
打撃スタイルの分析
セデーニョは、2023年7月と2024年9月に4試合連続本塁打を記録するなど「固め打ち」の特性がありますが、その一方で調子の波が大きいことも懸念されていますシーズン全体のOPS(出塁率と長打率の和)は安定して.700台ですが、月別でみると調子が良くなる期間と悪くなる期間が存在します
2023年7月と2024年の3・4月の「好調期」ではOPSが.800以上に達しますが、それ以外の期間ではい求められる数字を下回る傾向が見られます
ゴロ打球とフライ打球の割合
不調期にはゴロ打球の割合が増加し、フライ打球の割合が減少する傾向があります具体的には、リーグ全体の平均ではゴロとフライの割合が45%程度ですが、セデーニョは好調期にはフライ打球の割合が高まり、不調期には逆にゴロ打球が増えているため、彼の調子を見極める指標となります
西武の「レオ」という愛称の由来
セデーニョは西武のマスコットと同じ「レオ」という愛称を持つスラッガーとしても知られ、このことからも地元ファンに親しまれる存在になれることが期待されています過去にはアレックス・カブレラやエルネスト・メヒアといったベネズエラ出身選手が西武打線を支えてきた歴史があり、セデーニョがその伝統を引き継ぐことができるか注目されています
ネットの反応
セデーニョ選手が西武に移籍したことに対するファンの反応はさまざまです
オリックスファンからは彼の明るいキャラクターや過去の本塁打数に期待する声がある一方、新しいチームでのパフォーマンスには疑問を持つ意見も多いです
特に、他のチームが放出した理由や自身の過去の不振について指摘し、活躍できるか心配するコメントがありました
また、移籍理由や西武での契約内容に疑問を呈する声もあります
さらに、彼の打撃に関しては、課題である好不調の波の大きさや速球への対応について意見が寄せられています
そんな中でも、ファンは「本塁打20本を期待する」とする楽観的な意見もあり、彼の進化とチームとの相乗効果に期待がかかっています
西武において、彼がどのように成長し、より良い結果を出すことができるかが注目されているのです
また、他のポイントゲッターも必要とされていることから、チーム全体の強化が望まれています
ネットコメントを一部抜粋
オリックスは昨年はヒットは出ても続かず得点が中々思う様に出来ませんでした。
昨年は期待したアギラー・コルデロが両方潰れてしまい、また貧打の原因にもなった。
好不調の波が大きいのが、難点。
同じリーグから来たって事は、弱点もわかってるはず。
セデーニョだけでなく他にもポイントゲッターが必要かなと。
キーワード解説
- OPSとは?出塁率と長打率を足し合わせて算出する指標で、選手の攻撃力を評価する際に重要です。
- 固め打ちとは?特定の期間に集中してヒットやホームランを打つことを指し、選手の調子が反映されやすいです。