その中で、阿部慎之助監督（45）が堀田に対して独自の指導を行いました
阿部監督は、堀田に遅いチェンジアップを投げるように指示しました
チェンジアップとは、投球時に使用される球種の一つで、通常の速球よりもスピードが遅く、変化が少ないため、打者がタイミングを取りにくくなる特長があります
堀田は既に持ち球としてチェンジアップを使っていますが、「僕のは速いというか、真っすぐに似た軌道なので『ちょっと腕を抜いてもいいから120キロくらいで投げるイメージで投げてみて』と言われた」と話しました
阿部監督は「ちょっとおちょくったボールを投げてみろ」と指示を出し、その意図を「打者はイラっとするだろうから
そういう遊び心というのも必要じゃないか」と説明しました
このように、競技には戦術だけでなく、選手自身が楽しめる要素も重要だということが伺えます
堀田は、「今日、ほんと初めて投げたばっかりだった」と述べながらも、「そういうふうに投げられたので『意外と投げられるね』と感じた」と手応えを示しました
「それをゲームの中で使えたら幅も広がる」と期待を込め、打者の反応を見ながら使用するタイミングも考慮する意向を表明しました
高卒6年目の右腕は、「新しい引き出しとして取っておいて、行き詰まった時とかに、出したら面白いのかな」と阿部流の〝おちょくり球〟の効果に期待を寄せました
これにより、彼のプレースタイルがより多彩になることが期待されます
今回の阿部監督による指導は、堀田選手に新たな投球スタイルを提案するものであり、選手の成長を助ける貴重なアドバイスとなりました。今後、堀田がこの技術を試合でどのように活用するのか、注目が集まります。
ネットの反応
阿部監督が堀田賢慎選手に独特な投球スタイルを指示したことについて、多くのファンや関心が寄せられています
特に、打者のタイミングをズラす「おちょくりチェンジアップ」という投球法に関しては、ファンの間で様々な意見が飛び交っています
あるコメントでは、堀田選手の技術に関する懸念も表明されており、特に昨年の楽天戦では打者に対して単調な投球が印象づけられたと指摘されています
このように、ファンの中には堀田選手の器用さや緊張感についての異なる見解があり、打者としての対応が求められているという意見もみられます
また、一部のコメントでは、真面目な投手が多い中で、おちょくり球を使う投球スタイルについての賛否も分かれています
特に「プロなら真っ向勝負」という意見が見られる一方で、打者の集中を削ぐための工夫が必要だと考えるファンも多いようです
さらに、堀田選手が真面目であるがゆえに、ややプレッシャーを感じているのではないかとの見方もあり、監督とコーチの指導のバランスを取ることの重要性も浮かび上がっています
最後に、阿部監督の指導スタイルに対して、他の捕手出身の監督と比較する声もあり、彼の手腕が期待されていることがわかります
阿部監督がどのように堀田選手の成長を促し、チーム全体がどのように進化していくのか、今後のシーズンに注目が集まっています
ネットコメントを一部抜粋
戸郷選手のように横縦幅を使える器用さはあまりなさそうだし、さらに奥行きを意識するのはいいのかも。
ロッテ益田みたいな事でもええねんて。
正々堂々、真っ向勝負しようが、おちょくり球満載で、人をくった投球をしようが、抑えたもの勝ちなのさ。
まぁもう少しマウンドで余裕とゆとりを持って投げなさいってことかな？
捕手上がりの監督のなかで、阿部慎之助って野村克也の次に良い味出しているし成績も伴っているよね。
キーワード解説
- チェンジアップとは？投手が使用する球種で、速球よりも遅く、変化が少ないため、打者が球のタイミングを取りにくくする効果があります。
