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巨人・浅野翔吾、春季キャンプ初日での獅子舞体験と阿部監督の特訓を振り返る

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2025年2月15日、沖縄・那覇で開催されている巨人の春季キャンプにおいて、外野手の浅野翔吾選手(20)が特別な初日を迎えました

沖宮(おきのぐう)参拝の際、彼は選手の中で唯一獅子舞に噛まれ、その様子は観衆の注目を集めました

獅子舞は日本の伝統的な舞で、神社などでの祝い事に用いられ、噛まれることによって幸福や成功をもたらすと考えられています

沖宮での記念撮影を終えた浅野選手は、「(坂本)勇人さんに行けと言われて」とにっこり笑顔を見せ、縁起がいいことから今年の奮闘を誓いました

獅子舞にかまれる様子を見守った阿部監督は、この出来事を「験担ぎだな」とほほ笑み、浅野選手への期待をにじませました

その後、浅野選手は全体練習の最後に阿部監督からの密着指導を受け、約15分間のティー打撃に励みました

特に印象的だったのは、重りつきバットでの特訓で、インパクトを感じた位置での動作を維持する厳しい練習でした

練習後、彼は「暖かいのでいっぱい振って、いっぱい練習したい」と意気込みを語りました

昨季も期待されている選手の1人で、40試合で打率.240、3本塁打を記録した浅野選手ですが、阿部監督は外野手の競争が激烈であることを示唆

定位置争いでは、萩尾選手や秋広選手と競わなければならず、「(外野手で当確は)丸とヘルナンデスぐらい」と語り、熾烈な競争が続くことを予言しました

明日16日には、キャンプ初の対外試合が韓国のサムスンと行われる予定

阿部監督は「結果にコミットはしない

プロセスを重視して見ていく」と方向性を示しました

浅野選手には、獅子舞のように力強くチームの主力選手としての地位を獲得することが求められています

浅野選手のキャンプ初日は、獅子舞に噛まれるという特別な体験を通じて、幸運を呼び込むことを意識した瞬間となりました。阿部監督の指導も受けたことで、選手としての成長を期待されており、今後の結果に注目が集まります。チーム内の競争も厳しく、定位置を確保するための戦略が求められます。
キーワード解説

  • 獅子舞とは?日本の伝統芸能であり、神社の行事やお祝いごとで行われる舞いです。獅子が人を噛むことで幸福をもたらすとされます。
  • ティー打撃とは?バッティング練習の一種で、地面に置かれたティーの上にボールを置いて、打者が自由に打つ練習方法です。正しいスウィングを練習するのに適しています。
  • 験担ぎとは?特定の行動や出来事が良い結果をもたらすと信じられている習慣や伝説のことを指します。日本の文化において、様々な場面で用いられます。

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