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ソフトバンクの紅白戦、捕手の座をかけた激しい戦いが始まる

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 ◇紅白戦 紅組10―3白組(2025年2月15日 アイビー) ソフトバンクが2月15日、今春キャンプ初の紅白戦を開催し、捕手候補4選手が打撃でそれぞれのアピールを行った

この試合は、正捕手の座を狙う選手たちの争いが見どころとなった

捕手たちの活躍

 この日の紅組では特に渡辺陸(24)が注目を集めた

彼は5回にソロホームランを放ち、今春の実戦で初のアーチを記録

さらに、谷川原健太(27)と海野隆司(27)もともに2安打を記録し、嶺井博希(33)も1安打1打点を挙げた

このように、打撃面では各選手が意気込みを示した

しかし、守備面ではいくつかの課題も浮き彫りになった

守備の課題

 試合中、白組の渡辺は5回にワンバウンドの投球を止められず失点

また、海野も守備面での改善点が指摘された

特に、3回から登板した投手の前田悠が先頭打者から連続安打を浴びたことから、捕手としてのリードに課題があったことがわかった

甲斐の後継者争い

 今年の春季キャンプでは、FAで巨人に移籍した甲斐の後釜を探すことが最大の焦点となっている

小久保監督は選手へのコメントを控えつつも、各捕手が課題を抱えていることを認識している

また、高谷バッテリーコーチは「各自いろんな課題が出ていましたね」と述べた

明日の試合に向けて
 選手たちは次の試合に向けて準備を進めている

渡辺は「初めての開幕スタメンを狙いたい」と意気込みを見せ、激しい競争が続くことを示唆した

 紅組の攻撃も見事で、総計18安打10得点を記録

井上、正木、石塚といった右打者たちが3安打ずつを記録し、来日2年目のダウンズも2安打1打点を挙げた

小久保監督は「先発全員安打はなかなかない」と笑みを浮かべた

ソフトバンクの紅白戦では、正捕手の座を巡る選手たちの競争が繰り広げられました。打撃ではそれぞれの選手が活躍する一方、守備面では課題が見える結果となりました。この競争は、今後のチーム戦略にも影響を及ぼす重要な要素となるでしょう。
キーワード解説

  • 紅白戦とは?野球の選手たちがチームを分けて行う試合で、選手の実力を試す目的があります。
  • 捕手とは?野球のポジションの一つで、投手の投球を受けたり、守備の指示を出したりする役割を持っています。
  • FA(フリーエージェント)とは?選手が契約期間を終えた後、他のチームと自由に契約できる制度です。

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