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くふうハヤテ、オイシックスとのオープン戦で逆転勝利を飾る

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◆オープン戦 くふうハヤテ6-4オイシックス(16日、ちゅ~るスタジアム清水) ウエスタン・リーグのくふうハヤテは、16日に本拠地のちゅ~るスタジアム清水でオイシックスとの今季初の対外試合を行い、6―4で逆転勝利を収めました

両チームの昨年からのファーム参加同士の初対決となったこの試合で、くふうハヤテは試合が一時2―4とリードを許す展開にあったものの、5回に静岡高出身の池谷蒼大投手(25)が登板し、見事に流れを変えました

池谷投手は、先頭の大川選手を二飛に抑え、続いて浅井選手を見逃し三振、最後の小西選手を二ゴロに封じ込み、1イニングを3者凡退に

これによりくふうハヤテは再び士気を高め、7回には逆転劇を演出しました

池谷選手は「いい緊張感で投げられた

まだ1試合だけですが、勝利に貢献できてよかった」と、プレッシャーを感じながらも心地よい投球を振り返っています

オイシックス戦は両球団にとって初年度の昨春にオープン戦として予定されていましたが、雨天により中止となった経緯があります

池谷選手はこの機会を生かし、活躍を示しました

彼は昨年のオフに横浜DeNAから戦力外通告を受け、その後にくふうハヤテに入団する前に投球フォームをサイドスローからオーバースローに戻しました

昨季は肘の手術を受けた影響もあり、実戦復帰は遅れ、シーズン経過中の成績は2勝5敗、防御率5・83と悔しい結果に終わりました

しかし、今年は制球力の向上を目指し、訓練を重ねており、「直球の強さと球速」を追求しています

彼のこの日の投球は自己最速に近い143キロを記録しました

また、江口聡一郎外野手も重要な勝ち越し打を放ち、7回に点を追いついた後の無死満塁の場面で内野安打を打つ活躍を見せました

かつては春夏の甲子園に出場した経歴を持つ彼は、野球から離れた苦労を経て、再度結果を求めて努力する決意を表明しました

今回のくふうハヤテとオイシックスのオープン戦は、選手たちの健闘が光る試合でした。特に池谷投手の劇的な登板や江口選手の勝ち越し打は、チームの士気を大きく上げる結果となりました。このような練習試合が選手たちの成長に大きく寄与することが期待されます。
キーワード解説

  • オープン戦とは?:プロ野球で使用される春季の練習試合のことを指し、各チームが試合を通じて選手を試す重要な機会となります。
  • 逆転勝利とは?:試合の途中で相手チームにリードされていたが、最終的に自チームが勝利することを指します。
  • 防御率とは?:投手が投球中に与えた失点の数をもとに算出される指標で、1試合当たりに与えた平均的な得点を表します。

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