育成ドラフト1位選手として期待されていた工藤投手は、八回に登板し、1回1安打無失点という素晴らしい成績を収めた
この試合には1万2500人のファンが訪れ、工藤の158キロの直球に対して歓声が上がった
工藤投手は、四国アイランドリーグの徳島から指名され、注目を浴びる存在となっている
藤川監督は「球が強い」とし、工藤の投球を高く評価した
彼の投球は自己最速にあと1キロ届き、直球はすべて154キロ以上を計測した
一方で、工藤投手自身は「まだ満足していない」とし、さらなる向上を目指す姿勢を見せた
試合開始時点で阪神は大敗ムードに包まれていたが、工藤は6番手としてマウンドへ
初のプロ登板に臨む彼は、2023年シーズンに11本塁打を記録した末包選手を意識して投球
初球から156キロを計測し、対戦相手の打者を次々と打ち取った
工藤の成功は、虎の育成枠選手として期待される他の選手たちにも良い影響を与えるだろう
なお、青柳投手がフィリーズとマイナー契約を結んだため、阪神には支配下登録枠が1つ増加
藤川監督は育成組の選手たちに「チャンスを与える」とし、さらなる競争を促している
キャンプでは、昨シーズンウエスタン・リーグで15盗塁を記録した福島選手や、33試合に登板した松原選手がアピールを続けている
工藤選手は「1年間の目標は1軍の公式戦で登板すること
また、支配下は通過点として、甲子園での登板を果たせるよう毎日を大切にしたい」と今後の意気込みを語った
工藤泰成投手のデビュー戦は非常に期待されていた試合であり、彼はその期待に見事に応えた。特に158キロというスピードが印象的で、今後の活躍が楽しみである。育成選手としてスタートを切った工藤が、どのように成長していくか注目したい。
キーワード解説
- 育成ドラフト1位とは?
- 実戦デビューとは?
- 直球とは?
- 支配下登録枠とは?