新たに背番号「62」を背負うこととなる西口投手は、これまでの経歴を振り返りながら、今後の意気込みを表明しました
西口直人投手の入団からの軌跡
西口投手は、山本高等学校から甲賀健康医療専門学校を経て、2016年のドラフトで10位指名を受けて楽天に入団しました彼は2018年に一軍初登板を果たし、2022年には61試合に登板し、4勝0敗、30ホールドを記録し、リリーフとしての存在感を示しました
トミー・ジョン手術とその影響
しかし、2023年シーズンには右ひじのトミー・ジョン手術を受けましたトミー・ジョン手術とは、肘の内側にある靱帯(じんたい)を再建する手術で、野球選手にとっては一般的な手術の一つです
西口投手はその影響で同年オフに育成契約となりました
リハビリを経ての実戦復帰
2024年シーズンは、リハビリに多くの時間を費やしましたが、9月27日のイースタン・リーグの西武戦で実戦復帰を果たしました彼はパンデミックやケガの影響を乗り越え、再び支配下選手としての道を歩むことができた喜びを語りました
西口投手が支配下選手契約を結び、意欲を新たにしている姿勢が印象的です。トミー・ジョン手術を乗り越えて復帰したことから、彼の努力と根性が伺えます。今後の活躍に期待が寄せられています。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?:野球選手が故障した肘の靱帯を再建する手術で、特に投手に多く行われる。手術後は通常、長いリハビリが必要になる。
- リリーフとは?:試合中に登板して、主に先発投手の後を受け持つ投手のこと。リリーフ投手は短いイニングを抑える役割を果たす。
- ホールドとは?:リリーフ投手が試合終盤で登板し、勝利投手になるための条件を満たした状態でゲームを保持することを指す。一定の条件のもとで与えられる特別な記録。