杉山選手は「納得いくまで」と語り、狙ったゾーンに投球を集中させる意識を持ってプレーに臨んだ
投手としての成長を遂げる杉山選手
小久保監督によって「1イニングを任せる投手」に指名された杉山選手は、直近のキャンプで最高出力の160キロを目指して練習に励んでいる昨シーズンは50試合に登板し、防御率1.61を記録するなど、その実力は証明されている
しかしポストシーズンでは新たな課題に直面した
課題と戦略
杉山選手は、「相手バッターに対してフォークを振らせるために、まずは真っ直ぐを集めることが重要だ」と分析しているそのため、真ん中低めに位置する「7番、8番、9番」のゾーンを狙うことで、バッターに直球の意識を植え付け、フォークでの打ち取る確率を上げようとしている
防御率0点台を目指す
今季の目標に防御率0点台を掲げた杉山選手は、「防御率はピッチャーが操作できる数字だから、こだわりたい」と強い意気込みを示しているまた、侍ジャパンの仲間である西武の今井選手と意見交換を行うなど、積極的に学ぶ姿勢を見せている
次回の登板予定
杉山選手は今季初登板を2025年2月22日のオリックスとのオープン戦(宮崎アイビー)に予定しており、そのパフォーマンスが期待されている杉山選手がブルペンでの熱投を通じて、高速直球の習得を目指していることは非常に評価されるポイントです。特に、ポストシーズンでの反省を活かし、的確な戦略を立てている姿勢が印象的です。彼の今後の成長が楽しみで、ファンやチームにとっても期待が高まる内容です。
キーワード解説
- ブルペンとは?ブルペンとは、投手が試合の前に調整を行う場所のことを指します。選手はここで投げ込むことにより、本番に備えます。
- 防御率とは?防御率は、投手がどれだけ失点を少なく抑えたかを示す指標で、低いほど優れた成績とされます。
- フォークとは?フォークは、ボールを投げる際に指の使い方によって大きく落ちる変化球の一種です。バッターを打ち取るために使われます。

