阪神の新2軍施設「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」が完成、地元活性化と選手育成に期待

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阪神タイガースは2025年2月20日に、兵庫県尼崎市に新たに完成した2軍の施設「ゼロカーボン・ベースボール・パーク」の内覧会を開催しました

この施設は、1994年から利用されていた西宮市鳴尾浜のファーム施設からの移転です

新施設の概要

新施設には、「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」をはじめ、室内練習場、選手寮「虎風荘」兼クラブハウス、タイガース練習場が含まれています

また、地域住民が利用できる芝生広場や、散歩やランニングができる周遊コースも新設されています

このように地域と共に楽しむことができる環境が整備されています

スタジアムの特徴

「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」のグラウンドは、甲子園球場と同じサイズで設計されています

具体的には、両翼95メートル、中堅118メートルという寸法です

また、特有の左中間と右中間の膨らみも再現されています

阪神本線と阪神なんば線に挟まれる位置にあり、打球が線路に飛び出さないように、最高55メートルの防球ネットを設置しています

試合運営と環境への配慮

スタンドの収容人数は3600人で、開幕ゲームは2025年3月1日の春季教育リーグ、対広島戦が予定されています

また、今シーズンのウエスタン・リーグでは67試合を主催し、その内31試合がナイター開催となる予定です

さらに、この施設は脱炭素化を目指しており、持続可能な環境への取り組みがなされています

地域活性化への期待
阪神電鉄の久須勇介社長は竣工式で、地域活性化の起爆剤になるとの期待を表明

一方、阪神タイガースの秦雅夫取締役会長は、若手選手を育成し、甲子園球場に並ぶ聖地を目指す意気込みを語りました

新たな球場の完成は、阪神タイガースの将来に明るい展望をもたらします。また、地域社会との結びつきが強化されることによって、ファン層の拡大が期待され、野球界全体にとってもプラスとなるでしょう。
キーワード解説

  • ゼロカーボン・ベースボール・パークとは?
  • 脱炭素化とは?
  • ウエスタン・リーグとは?
  • 防球ネットとは?
  • 選手寮とは?

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