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菅野智之投手、オリオールズでの初ライブBP登板が決定

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巨人からフリーエージェント(FA)でメジャーリーグのボルチモア・オリオールズに移籍した菅野智之投手(35)が、2月20日(日本時間21日)、フロリダ州サラソタで今キャンプ2度目のブルペン投球を行いました

菅野選手は初のライブBP(ライブ・バッティング・プラクティス)登板に向けて重要なステップを踏み出しています

菅野投手のブルペン投球

この日は、確認を目的としたショートブルペンで13球を投げました

菅野選手は、18日(同19日)の初ブルペンでスライダーを封印したものの、この日は特に重要と考え、2球投げることにしました

ハイド監督との協議の結果、21日(同22日)にライブBP初登板が決まりました

監督とのコミュニケーション

練習の終わりには、ハイド監督がゴルフカートで菅野選手を呼び、談笑しました

通訳を介しての対話の後、監督は「ライブBP、トゥモロー? イエス!」と菅野選手に向かって声をかけると、二人はしっかりと握手を交わしました

全投球練習の確認

この日のブルペンでは、最初に50メートルの距離をクリアした後、フレンチ投手コーチと相談し、ブルペンで13球を投じました

初ブルペンではカーブ、カットボール、フォーク、ツーシームなどの4種類を投げ、持ち球を確認する機会となりました

ハイド監督の方針
NPBでの実績を重視するハイド監督は、菅野選手を新人とはいえベテランとして扱い、調整を全面的に支援する方針を持っています

コミュニケーションを取りながら、菅野選手が最高の状態に達する手助けを行うスタイルです

なお、オリオールズのキャンプ本拠地であるエド・スミス球場は、マイナーリーグに非所属でロボット審判のシステムを導入していません

このため、選手たちは敵地試合でその体験を積む必要があります

ハイド監督は、「勝負を左右する1球での興奮を想定している」と語り、選手たちに対して柔軟な判断が求められると説明しました

菅野投手がメジャーリーグで初めてライブBPに臨むことは、彼にとって大きなチャレンジであり、期待がかかる瞬間です。ハイド監督との確認やコミュニケーションが、菅野選手の調整において重要な役割を果たしています。特に、ロボット審判の未導入という環境は、選手たちに新たな経験をもたらすことでしょう。
キーワード解説

  • ブルペン投球とは?:試合ではない練習として、投手が捕手と投球を行う場面を指します。
  • フリーエージェント(FA)とは?:選手が契約満了後、自由に他チームと契約できる資格を持つことを意味します。
  • ライブBPとは?:実際の試合に近い形で、投手が打者と対戦する練習を指します。
  • NPBとは?:日本プロ野球の略称で、日本国内のプロ野球リーグを指します。

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