ソフトバンク笹川外野手、オープン戦に向け「アピールするしかない」と意気込む

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◆ソフトバンク春季キャンプ(21日、宮崎) ソフトバンクの笹川吉康外野手(22)が、22日から始まるオープン戦に向けて「アピールするしかない」と強調した

この発言には、オープン戦という実戦機会が選手にとっていかに重要であるかを示す意味が込められている

オープン戦は、シーズン前の調整の場であり、選手たちがプロとしての実力をアピールする貴重な機会となる

特に、ソフトバンクには山川穂高、近藤健介、柳田悠岐といった著名な選手たちが多く揃い、これら主力選手が調整を行う「S組」が実戦に臨むのは、本拠地のみずほペイペイドームで試合が始まる3月4日以降と見込まれている

笹川選手は「S組が出場すれば、出る機会が少なくなる

それまでにいい印象を与えられれば」と語り、実戦での存在感を示すことを目指している

この日、彼はティー打撃の際に王貞治会長から直接指導を受け、その言葉を胸にフリー打撃に取り組む姿を見せた

王会長の言葉は、「ティーでは思い切り振っていいけれど、フリーに入ったら結果が求められる」というもので、選手としての覚悟を促すものであった

今季の外野手陣は、近藤選手が右翼を、柳田選手が左翼を守ることが予想されており、中堅は周東佑京選手が最有力候補とされている

このため、外野手争いは非常に激しく、笹川選手にとっては大きなチャンスでもある

5年目を迎える彼は、「本塁打が出ればいい」と静かに闘志を燃やし、自己アピールへと向けて意気込みを見せている

ソフトバンクの笹川選手がオープン戦に臨む姿勢や、王会長からの教えに感銘を受けている様子が印象的です。競争は厳しいものの、彼がどのようにアピールしていくのか、期待が高まります。また、王会長の言葉が選手に与える影響の大きさも感じました。
キーワード解説

  • ティー打撃とは? ボールをティーに置き、振る練習です。打者は自由にスイングの練習ができ、フォームの確認や力強いスイングを身につけるための重要なトレーニング方法です。
  • フリー打撃とは? 投手が投げたボールを打つ練習で、実戦に近い形で行われます。この練習では、選手が結果を出すことが求められ、試合の流れを想定したプレーが重要です。
  • S組とは? ソフトバンクの主力選手たちで構成されるグループのことで、強力な打撃陣を指します。選手たちはこのグループでの実戦経験を通じて、より高いパフォーマンスを発揮することが期待されています。

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