昨年はチーム全体が苦戦する中で、本人の成績も影響を受け、キャリアワーストとなる2割2分6厘という打率でシーズンを終えた
山田は2021年から務める主将として、チームの奮起を促す役割を担い続けている
沖縄・浦添で行われているキャンプでは、本紙評論家・前田幸長氏が山田の現在の状況を取材し、彼の苦悩に迫った
山田は昨シーズンの開幕に向けて、下半身を負傷し、その後、さらに2回の負傷を経験
110試合しか出場できず、14本塁打、39打点、1盗塁という数字は、その実力を考えると納得のいかない結果だった
山田は「いろいろ考え、試行錯誤している中で間違った方向に進んでしまった」とし、打撃感覚のズレや技術面の問題について語った
状況は、スランプに陥った投手が投球フォームを見失うことに似ているが、打者が打ち方を分からなくなることは非常に珍しいケースだ
また、山田はここ3年間にわたり足に怪我を負っており、体のケアについて真剣に取り組んできた
昨季の途中から走り込みを開始し、その成果もあってキャンプでは積極的に走っている
「入団当時の自分の一番の武器はスピードだった
これをグラウンドで発揮したい」と力強く意気込んでいる
今季の目標を聞かれた際には「期待しないでください」と謙遜する山田だが、その目は力強さを感じさせる
自身の目指す成績は、打率2割8分5厘、25本塁打、20盗塁とし、3番打者としての役割を果たせば100打点も達成できると期待している
山田哲人選手が自身のスランプや怪我からの復帰を目指す姿勢に感銘を受けました。彼が求める成績や目標が、道のりとして容易ではないことを理解しつつも、強い気持ちを持ち続けていることが重要です。今後の彼の活躍に期待が寄せられています。
ネットの反応
山田哲人選手は、自らの不振の理由として「自分の体が分からなくなっている」と述べています
ファンやスポーツ評論家のコメントには、彼の復活を期待する声が多く寄せられている一方で、現在の成績に対する厳しい意見も見受けられます
特に、彼が過去に達成したトリプルスリーの偉業を思い出すファンが多く、近年の低迷状況に心を痛めている様子が伺えました
また、年齢による身体の変化や、その対応方法に苦労しているのではないかという意見も多く寄せられています
たとえば、若い頃の成功体験から、中々フォームを変えることが難しいのではないかという指摘や、打撃技術の見直しが重要との声もあります
ネットコメントを一部抜粋
山田哲の復活無くして優勝はないは辞めて欲しい。
トリプルスリーを取った時のイメージを追い求めてはいけないんだろうね。
今後を占う大切なシーズンになるだろうから、是非とも結果で示して欲しい。
年齢的にまだまだどうにかなると思うし復活して欲しいね。
最新の知見をもったスタッフを入れてほしい。
キーワード解説
- トリプルスリーとは?:トリプルスリーとは、プロ野球選手が1シーズンに3つの主要な成績(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成することを指します。優れた選手である証です。
- スランプとは?:スランプとは、選手が自分の能力を発揮できなくなる状態のことを指します。打撃や投球が不調になることを意味しています。
- 走り込みとは?:走り込みとは、選手が体力やスピードを向上させるために行うトレーニングの一つで、特に短距離走や持久走を指します。