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日本ハム・宮西尚生、シーズン初登板に向けて準備万端

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日本ハムのベテラン左腕、宮西尚生投手(39)が、2025年2月23日に行われる楽天とのオープン戦で今季初の実戦登板を果たそうとしています

彼はブルペン入りし、約30球を投げ連日最終調整を行っており、特に自慢のスライダーの感触に手応えを感じている様子です

プロ18年目で40歳を迎える宮西は、今年こそ開幕1軍の座を掴むため、結果にこだわる姿勢を明らかにしました

オープン戦での意気込み

宮西は、オープン戦の重要性を強調し、「内容よりも結果がすべて」と語っています

これは、実戦データよりも実際の結果を重視することで、チームに対する存在感を示したいという考えから来ています

昨シーズンは、スライダー主体の投球スタイルから新たにチェンジアップを習得しました

この新球は、打者に対する変化球の脅威を与えるための重要な要素となっています

新たな試みと戦略

昨季までの実績をもとに、宮西は「400ホールド」という前人未到の記録を達成しました

しかし、彼が自身の投球スタイルの確立のためにも「スライダーとの組み合わせが重要」と強調しました

特に、昨年使用したチェンジアップは、今季狙われることが予想されるため、スライダーとの併用が、打者にとっての難解さを増すカギとなるでしょう

宮西の準備状況

2月21日のブルペンでは、彼は特に左親指の力加減を変えたことで「スライダーも感じが良かった」と話しており、手応えを感じています

また、「以前はスライダーが不調の時はストレート一本だったが、今年は両方を使えることで自信を持っていける」と語り、これまで以上に多彩な投球を展開する意気込みを見せていました

プロ選手としての決意
宮西の発言からは、40歳(年齢にもかかわらず)現役選手としての高いプロ意識と、さらにチームへ貢献したいという強い願望が垣間見えます

今季は、彼の技術と経験がどのように活かされるのか、期待が高まります

宮西投手の準備とその意識は、40歳にしても現役選手としての高いモチベーションを示しています。新球の習得や投球の工夫に加え、結果にこだわる姿勢は、多くの若手選手にとっても見習うべき点があると感じました。
キーワード解説

  • スライダーとは?スライダーは、横の出どころと落差で打者のタイミングを崩す変化球で、多くの投手が使用しています。
  • チェンジアップとは?チェンジアップは、速球よりも遅い球速で投げられる球で、打者を惑わせるためによく使われます。
  • ホールドとは?ホールドは、救援投手が試合をリードした状態で登板し、そのまま勝利に導いた時に記録される成績の一つです。

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