福岡ソフトバンクホークスの大関友久投手(27)が、韓国の斗山ベアーズとの練習試合(アイビー)で登板する見込みである
この試合は、開幕ローテーション入りが内定している大関にとって重要なステップとなる
大関は、2月23日のライブBPで今キャンプで初めて打者に対して投げる予定であり、中3日で初の実戦に臨む
一方で、この日は捕手の谷川原を相手にブルペンで64球を投じ、「いい感じだと思います
方向性も出てきているし、状態もまた上がるだろうな」と自信を見せた
通常、オフからスケジュールを詰めてキャンプ前半に実戦形式の投球を行うことが多いが、今年は意図的にスローペースでの調整を進めている
大関は「もう少し早く入ってもいいかなとも思ったけど、自分の中でブルペンで確認作業があったのでコーチと話して実戦を遅れさせてもらった」と理由を明かした
この余裕ある調整が、制球の良さに表れている
直球は狙った通りにミットに収まり、変化球のフォークやカーブの曲がりも一定で安定感を見せている
「あとはスライダーがなじめばいい完成度です
対打者にも慣れていけたら」と語る大関
彼は昨季、キャリアハイとなる8勝を挙げており、さらなる飛躍が期待される左腕は慎重に、そして着実に3月末の開幕に合わせていく
ソフトバンクの大関投手は、特にお正月明けからじっくりと調整を進める新しいアプローチを取っています。これは選手自身の状態を見極める上で重要なポイントであり、実戦においてスムーズにパフォーマンスを発揮できるための基盤作りとも言えるでしょう。今年のトレーニング方法が彼のシーズン成績にどのように影響するのか、ファンとしても注目したいところです。
キーワード解説
- ブルペンとは?:ブルペンとは、ピッチャーが試合前に投球練習を行う場所で、選手がウォームアップをしたり、実戦に向けた調整を行ったりするためのエリアです。
- 制球とは?:制球とは、投手が自分の投球を正確にコントロールし、狙った場所にボールを投げる能力を指します。
- ライブBPとは?:ライブBP(ライブ・バッティング・プラクティス)とは、実際に打者と対戦する形式で行う練習で、投手は実戦に近い形で投球を行い、打者は実戦感覚を養うための練習です。