特に、昨季のセ・リーグ3位から26年ぶりに日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズでは、新しいシーズンに向けたルーキーたちへの期待感が高まっています
南場会長、名刺交換会でルーキーたちにエール
横浜DeNAベイスターズは、2025年度新入団選手への会社訪問会を開催しましたこのイベントは毎年恒例で、球団の歴史やDeNAの事業内容を知る研修を兼ねています
当日は9名のルーキー選手が新しいスーツに身を包み、DeNAの本社がある渋谷スクランブルスクエアに集まりました
会場には、南場智子会長が登場
彼女はドラフト1位指名を受けた竹田祐選手を含むルーキーたちに名刺を交換しながら、「頑張ってくださいね」とエールを贈りました
講義では、南場会長がDeNAの事業説明を行い、続いてプロ選手としての心構えを約50分間にわたり熱心に伝えました
「昨年はとんでもない下剋上を成し遂げましたが、2025年が我がチームにとって最も重要な年になります」と語り、選手たちは真剣な表情で耳を傾けました
ビジネスパーソンにも役立つ南場会長の言葉
南場会長が講義で紹介した内容は、野球選手だけでなくビジネスマンにとっても役に立つ知恵が多く含まれています以下にその一部を紹介します
- デライト：DeNAはお客様に「デライト」を提供しています
これは、喜びという意味で、人々が顔をパッと明るくするような体験を指します - プロのステージ：プロとしてのキャリアが始まることは、消えない記録の始まりです
良い数字も悪い数字も記録に残るため、責任を持つことが求められます - 成功の共通点：成功する選手には「思いの強さ」と「切れ目のない努力」が共通していると南場会長は述べています
- 全力プレー：プロにとっての最大のファンサービスは全力でプレーすることです
ファンへの感謝を行動で示すことが重要です
昨年、沿道1.5kmに30万人のファンが集まった横浜パレードの光景を、今シーズンも皆で再び見られることを願っています
今年の新入団選手は以下の通りです：
| ドラフト指名順 | 選手名 | ポジション | 出身校 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 竹田祐選手 | 投手 | 三菱重工West |
| 2位 | 篠木健太郎選手 | 投手 | 法政大学 |
| 3位 | 加藤響選手 | 内野手 | 徳島インディゴソックス |
| 4位 | 若松尚輝選手 | 投手 | 高知ファイティングドッグス |
| 5位 | 田内真翔選手 | 内野手 | おかやま山陽高 |
| 6位 | 坂口翔颯選手 | 投手 | 國學院大 |
| 育成1位 | 小針大輝選手 | 外野手 | 日本大学鶴ヶ丘高 |
| 育成2位 | 吉岡暖選手 | 投手 | 阿南光高 |
| 育成3位 | 金渕光希選手 | 投手 | 八戸工業大学第一高 |
ネットの反応
DeNAの南場智子会長が新入団選手に贈った金言に対し、多くのファンから感銘を受けたというコメントが寄せられています
コメントの中では、南場会長が語った「デライト」という言葉が特に注目され、選手たちに期待される心構えやプロの在り方について触れられています
ファンの中には、「デライトを大切にするなら、うんざりするような凡ミスは避けてほしい」と願う意見もあり、南場会長の言葉が選手へとしっかりと届くことを望んでいます
また、「南場オーナーだからこそ昨年日本一になれたのだと思う」とのコメントも見られ、彼女の経営手腕を称賛する声が上がっています
さらに、「これは全ての社会人に共通すること」といった意見もあり、南場会長の金言が野球だけでなく、社会全体における態度や価値観を示すものと捉えられています
特に、若手選手にとって有意義な言葉であるとの感想も多く、コメントの中でも「ルーキーにこのような金言を聞けるのは羨ましい」とする声がありました
全体的に、南場会長への尊敬の念や期待の声が色濃く表れており、彼女の存在がファンにとって大きな励みであることが分かります
ネットコメントを一部抜粋
デライトを大切にするなら、うんざりするような凡ミスだけはやめてほしいな。
オーナーの思いを、選手たちが理解して、ぜひプレイしてほしい。
南場オーナーだからこそ昨年日本一になれたのだと思います。
まさに金言ですね。素晴らしいとしか言いようが無い。
消えない記録が残っていく、ってのはプロの新人にはかなり身の引き締まるイイ言葉なんじゃないかな。
キーワード解説
- デライトとは？お客様に喜びを提供することを指し、人々がパッと明るくなるような体験を意味します。
- 思いの強さとは？選手やビジネスマンとして成功を強く願い、信じ続ける気持ちです。
- 全力プレーとは？プロがファンに感謝の気持ちを表現するために、集中して全力でプレーすることです。
