阪神ドラフト2位の今朝丸裕喜投手、初のシート打撃に登板

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阪神タイガースのドラフト2位選手、今朝丸裕喜投手(18歳、報徳学園)が2月23日、沖縄・具志川キャンプで初めてシート打撃に登板しました

シート打撃とは、ピッチャーが実際の試合形式でバッターに投げる練習の一環で、多くのコーチやスタッフが見守る中行われるため、注目度が非常に高い練習です

今回のシート打撃で、今朝丸は楠本泰史外野手(29)、長坂拳弥捕手(30)、渡辺諒内野手(29)といったプロ選手相手に2打席ずつ対戦

彼は直球だけでなく、スライダー、カーブ、フォークといった変化球を駆使し、速球と変化球を交互に混ぜることでバッターを混乱させる場面も見られました

今朝丸は、これまでに投げた25球のなかで373本の打球を内野に抜けるように打たれるなど、一定の手応えを感じたようです

練習の最後には、彼の好投を称える声が飛び交い、周囲の選手やコーチ陣からも期待の高さが伺われました

今朝丸は、高校時代に春の甲子園で2年連続準優勝に導いた実績を持ち、その力強い球に注目が集まります

キャンプのブルペン練習では、力強い球を披露しており、初めてのプロの打者との対戦でもその実力を発揮しました

さらに、同日のキャンプでは、岩崎優投手(33歳)がフリー打撃に登板し、30球を投げて主力選手との連携を深めました

今朝丸は、2月25日に具志川キャンプを終了し、3月の実戦デビューに向けて心身ともに準備を進めます

次回は主力選手が中心となる宜野座での練習に加わる予定です

今朝丸投手の初シート打撃は、若手選手にとって重要な経験です。この経験を通じて、今後の成長につながることが期待されます。また、注目された練習環境の中で、彼の投球力を実戦で生かせるかが今後の焦点となるでしょう。
キーワード解説

  • シート打撃とは?:シート打撃は、投手が実際の試合形式で打者に投げる練習です。バッティングのタイミングと投球の感覚をつかむために行われます。
  • 変化球とは?:変化球は、直球以外の球種を指し、投手が出すことでバッターの打撃を難しくするために使います。代表的なものにはスライダー、カーブ、フォークなどがあります。

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