西武・村田怜音、逆転3ランで開幕スタメン争いに名乗りを上げる

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(練習試合、西武6-5韓国ロッテ、23日、宮崎・南郷)プロ2年目の西武・村田怜音(れおん)内野手(23)が韓国ロッテとの練習試合に「5番・一塁」で出場しました

村田選手は、試合の三回に逆転3ランを打ち、6-5での勝利に大きく貢献しました

彼は197センチの右の長距離砲として注目されており、開幕スタメンの座を目指しています

「1本出てホッとした

しっかり芯に当たって思いのほか球も飛んで、力も伝わった」という村田選手のコメントは、彼の自信を物語っています

試合は2点ビハインドの三回に、2死一、二塁の場面で、サイドスローの右腕から繰り出される変化球を完璧に捉えました

打球は高く上がり、風に乗って左中間へ飛び込む鮮やかなホームランとなりました

昨季はプロデビューを果たしましたが、守備中に左膝の前十字靱帯(じんたい)を損傷し、わずか4試合にしか出場できなかった村田選手

今年は初の一軍キャンプに抜擢され、連日夕暮れまで居残って練習に励んでいます

「やってきたことがしっかり積み重なってきている」と意気込みを見せました

西口監督は「一打席一打席、集中して打席に入っている」と評価しました

また、村田選手はトレードマークの丸刈りが少し伸び気味だと笑いながら話し、「(美容室へ)行きたかったんですけど、ちょっと行けてないです」と明かしました

彼は「与えられたチャンスをしっかりものにできるように、準備を大切にしてやっていきたい」と見事な決意を固めています

村田 怜音(むらた・れおん)
2001(平成13)年8月4日生まれ、23歳

三重県出身

相可高では甲子園出場なし

皇学館大では通算20発以上の本塁打を記録

2024年ドラフト6位で西武入団

5月11日の楽天戦でプロ初出場初スタメン、初打席初安打をプロに記録

通算4試合出場、打率・231、0本塁打、0点

197センチ、112キロ

右投げ右打ち

年俸750万円

背番号99

村田選手の逆転3ランは、彼の成長と今シーズンの期待を感じさせるものでした。昨季のケガから復帰してきた彼が、開幕スタメン争いに向けてしっかりとしたアピールを行ったことは、チーム全体にとっても明るいニュースと言えるでしょう。これからの彼の活躍に期待が高まります。
キーワード解説

  • 逆転3ランとは?:試合で負けている状況から、一発のホームランにより逆転を果たすことを指します。
  • サイドスローとは?:投手が球を投げる際に、地面と平行になるような位置から腕を振って投げるスタイルのことです。
  • 前十字靱帯(じんたい)とは?:膝関節の内部に位置する靱帯の一つで、膝の安定性を保つ役割を果たします。この靱帯が損傷すると、選手にとっては大きな痛手となります。

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