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阪神・森下翔太がオープン戦での4番初打席で3ラン本塁打を放つ

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阪神タイガースの森下翔太外野手(24)が、2月23日に北谷で行われた中日とのオープン戦で初回に左越えの3ラン本塁打を放ち、存在感を示しました

この試合は、森下にとってオープン戦初の4番打者としての出場となり、その期待に応える結果となりました

昨年8月の巨人戦や同年11月の侍ジャパン強化試合に続く、3度目の「4番初打席弾」として多くの注目を浴びています

オープン戦とは、プロ野球シーズン前の準備期間中に行われる試合で、チームの戦力や選手個々の調整が目的です

森下は、12日に腰の張りを訴え別メニューでの調整を強いられたものの、この実戦復帰戦で一気に全力を発揮しました

悪天候の中、ベテラン投手・涌井と対峙しましたが、堂々としたスイングで初回1死ランナー一、三塁の場面で、カウント1-1から内角高めの直球を捉え、左翼スタンドへ放り込みました

森下は試合後、「対外試合は初めてだったので、大事なのは自分のスイングをしっかりすること」と語り、特にインコースのボールをファウルせずに捉えられたことに自信を持った様子でした

シュート打ちの技術に進化が見られ、オフシーズンから取り組んできた「インサイドアウト」と呼ばれるバッティングフォームが実を結んでいるようです

「今後、相手投手のボールの威力も強くなる

今日は打てたことは良かったが、まだまだ課題が残っている」と語った森下

今季は「打率3割、30本塁打、100打点」を目指し、さらなる成長が期待されます

この日を皮切りに、彼の活躍は新たなシーズンの鍵を握ることになるでしょう

日付 対戦相手 内容
2024年8月13日 巨人 プロ初の4番として2ラン本塁打を放った

2024年11月10日 チェコ 侍ジャパン初4番として先制の決勝2ランを放った

2025年2月23日 中日 オープン戦初の4番打者として3ラン本塁打を放った

今回の森下翔太選手の活躍は、彼がいかに成長しているかを如実に示しています。特に、4番打者としてのプレッシャーの中で冷静に自分のスタイルを貫いた点は注目です。長期の負傷からの復帰戦での貢献は、今後のシーズンに向けて非常にポジティブな兆候といえるでしょう。彼のさらなる進化が楽しみです。
キーワード解説

  • 4番とは?4番は、野球の打順の中で最も打撃力の高い選手が務めるポジションのことです。その役割は、得点を生むことや、チームを勝利に導くための大きな役割を果たします。
  • オープン戦とは?オープン戦は、プロ野球シーズン前の調整試合で、各チームが対外的に自らの戦力を確認するために行われます。
  • インサイドアウトとは?インサイドアウトは、バッティングにおいてバットの軌道がインサイドからアウトサイドに向かってスイングすることを指します。この打ち方は、インコースの球を効果的に打つために重要です。

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