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広島が巨人を7-2で圧倒、末包昇大が開幕スタメンに向けたアピール成功

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◇オープン戦 広島7―2巨人(2025年2月23日 那覇)  広島カープは23日、オープン戦初戦となる読売ジャイアンツ戦で7-2と快勝しました

この試合で特に目立ったのは末包昇大外野手(28)で、2安打2打点を記録し、開幕スタメンを狙う姿勢を示しました

彼は4回に左中間へ打ち込んだ2点二塁打を含む安打を放ち、チームの勝利に大きく貢献しました

試合は2回と3回にも広島が得点を重ね、3-0とリードする展開となりました

そして迎えた4回、無死一、二塁の場面で末包は西舘の初球144キロの速球を捉え、見事な中押しの2点二塁打を放ちました

この打球はバットの先に当たったものの、勢いよく伸び、左中間を深く切り裂きました

この試合後、新井貴浩監督(48)は選手たちの競争について言及し、「どんどん高いレベルで競争してほしい」と期待を寄せました

特に外野の定位置争いは厳しいものとなっており、新外国人のファビアン選手や秋山選手とも競い合わなければなりません

末包選手は「アピールしていかないといけない立場なので、しっかり結果を残せたのは良かった」と語り、その意欲を見せました

末包選手は、19日のロッテ戦での3ランホームランに続く長打を打ち込み、自身の持ち味を存分に発揮しています

「甘い球にはアジャストできている」と話し、今までの練習成果が実を結びつつある様子も見受けられました

また、この春は例年よりもバットを振り込む機会が多く、末包選手はその成果をすでに示しています

実戦計7試合で16打数6安打、打率.375をマークし、7打点を稼ぎ出しています

一方で外野の定位置争いは熾烈(しれつ)で、秋山や新外国人選手のファビアンほど、他の選手たちも存在感を示しています

新井監督は「いい競争をしている」とし、選手たちがさらに高いレベルで競い合うことを促しています

末包選手も「競争率は高いですが、どんどんアピールしていかないといけない」と語り、さらにエネルギーを注いでいく意気込みを明かしました

今回の試合では、広島の末包昇大選手が特に際立っており、開幕に向けたアピールが成功しました。定位置争いは依然として厳しいですが、選手たちが結果を出すことでチーム全体のパフォーマンスが向上するのが期待されます。
キーワード解説

  • オープン戦とは?プロ野球の正式シーズン開始前に行われる試合で、チームの調整や選手の競争状況を確認するためのものです。
  • 二塁打とは?打球がフェアゾーンに入った後、走者が二塁まで進むことができるヒットの一種です。
  • 競争とは?選手同士が自分の成績を向上させるために、ポジションやスタメンを争うことです。

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