阪神ルーキー・木下里都、実戦初登板で155キロの快球を披露

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阪神タイガースのドラフト3位ルーキー、木下里都投手(24=KMGホールディングス)が2月24日に行われた練習試合・横浜DeNAベイスターズ戦(宜野座)で実戦初登板を果たしました

木下選手は、最速155キロを記録する速球を武器に、力強いピッチングを見せ、1イニングを1安打無失点1奪三振という結果を残しました

試合の詳細

木下投手は5回から3番手としてマウンドに上がり、先頭打者の蛯名選手との対決が始まりました

初球は155キロという好スタートを切り、これに対して観客は驚きと興奮でどよめきました

その後も、2球目は再び155キロを記録し、1-2のカウントからは154キロの球で右邪飛に打ち取ることに成功しました

初の試合での冷静な対応

次打者の加藤選手には152キロの球をはじき返されて右前打を許しましたが、木下投手は失点を恐れず堂々としたマウンドさばきが印象的でした

女房役の梅野選手は、塁上に走者がいる状況でも木下投手が落ち着いていたと評価しています

力強いピッチングの後に続く強肩キャッチャー

その後、木下投手は東妻選手を3球三振で片付け、続く森選手の打席では、一走の加藤選手のスタートを読み切り、梅野選手の強肩と連携して盗塁を阻止しました

このシリーズで彼は多くの期待を抱かせる存在となりました

手応えとルーティン
初登板を終えた木下選手は「よく腕が振れたなという感覚があります

『ゾーン内に強い球をしっかり投げ込む』という課題通りにできました」と手応えを明かしました

また、投球前に行う独特のルーティンを「大学の時からのもの」と微笑みながら説明しました

このルーティンもまた、若手選手たちの模範となるかもしれません

木下選手の初登板から見て取れるのは、若手選手の潜在能力と期待の高さです。特に最速155キロの剛速球は、プロの舞台でも通用する素質を示しており、今後の成長が楽しみです。また、冷静なマウンド捌きや強肩のキャッチャーとの連携も、チームの勝利に貢献する要素となるでしょう。
キーワード解説

  • ルーキーとは?: プロスポーツチームに新たに加入した選手のことで、特に初めてその年にプロとしての試合に出る選手を指します。
  • 速球とは?: 投手が投げる球の中で、特に速い球を指し、打者にとっては打ちづらい球種となります。
  • ピッチングとは?: 投手がボールを投げる行為全般を指し、その技術や戦略が試合の結果に大きく影響します。

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