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田中将大、移籍後初の実戦で無安打無失点の好投を見せる

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 巨人・田中将大投手(36)が24日、ロッテとのオープン戦(那覇)に先発登板し、1イニングを無安打無失点で抑える好投を見せた

昨シーズンは0勝に終わった右腕にとって、この移籍後初の公式実戦でのパフォーマンスは大きな安堵をもたらした

開幕ローテーションへの影響

 この日、スタジアムには8000人を超えるファンが詰めかけ、田中選手がマウンドに上がると、ファンの期待が高まった

初回、記念すべき先頭打者の高部を内野ゴロに打ち取ったように見えたが、一塁手のキャベッジのファンブルで走者を背負う形となった

しかし、その後の打者、ソトを遊ゴロの併殺で仕留め、続けて山本を一飛で打ち取るなど、落ち着いて1イニングを投げ切った

球数はわずか10球で、最速145キロを記録した

田中将の手応えとは

 田中選手は試合後、「とりあえずホッとしました

不安でしたが、(球速も)上がっていてよかったです」とコメントし、安堵の表情を見せた

また、阿部慎之助監督(45)は「良かったと思います

今修正しているところをしっかりやってくれたので、それで十分かなと思います」と高く評価した

指揮官の戦略

 阿部監督にとって田中選手は今季の先発投手陣の肝として位置付けられている

関係者によると、監督は田中選手がオフの日曜日に登板させることで中継ぎ投手との兼ね合いを考えた理想的なローテーションを構想しているとのことだ

そのため、田中選手が今後も調子を維持すれば、チームの戦略は大きく左右されることになる

今後の実戦に期待
 今後、田中選手は実戦でのイニング数を増やすことが予定されており、一層の成長が期待される

今季の完全復活へ向けた第一歩を踏み出した田中選手はもちろん、監督にとっても大きな収穫となったことは間違いない

今後の活躍から目が離せない

 田中将大投手の移籍後初の実戦が成功裏に終わったことは、巨人にとって及び彼自身にとって非常に重要な出来事である。昨季の結果を受けてのプレッシャーもあっただろうが、見事に無安打無失点の好結果を出したことは、ファンの期待を高める要因となる。阿部監督の信頼を得て、今後の活躍が楽しみだ。
キーワード解説

  • 移籍とは?:選手が他のチームに所属することを意味し、契約やトレードによって実現します。
  • オープン戦とは?:プロ野球において、公式シーズン前に行われる試合で、チームの状態を確認する機会でもあります。
  • 先発投手とは?:試合の最初から登板する投手のことで、一般的に試合の運命を左右する重要な役割を担います。
  • ローテーションとは?:チームの先発投手の登板順や内容を計画することを指し、試合の戦略に大きく影響します。

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