東洋大、リーグ戦初勝利!池田主将の逆転タイムリーが勝利を呼ぶ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇16日 東都大学野球春季リーグ戦 東洋大6―3国学院大(神宮)高校時代から注目を集めていた東洋大学の池田彪我主将(4年・三重)が、3年ぶりの一部勝利へと導いた

リーグ戦初勝利を飾った東洋大は、国学院大との対戦で強力な打線と投手陣が活躍し、最終的に6対3で勝利を収めた

試合は序盤から白熱した展開となった

1点を追う3回の攻撃で、2死満塁のチャンスを迎えた池田は、右前へ適時打を放ち、逆転の2点を叩き出した

彼は試合後、「先制されていましたが、焦りはなかった

この回で4点を取れて、いい攻撃になりました」とコメント

チームの士気を高める大きな一撃だった

池田主将は、春シーズンの開幕戦である亜大戦では好成績を残せず、7打数1安打と苦しいスタートを切ったが、この日の勝利で復調の兆しを見せた

復帰したリーグ戦での初打点が、チームにとっても重要な意味を持った

彼はカウント1-1からスライダーをしっかりと仕留め、このチャンスを生かした

大坪廉投手(3年・智弁学園)は、3失点を記録しながらも完投し、リーグ戦初勝利を手に入れた

井上大監督は、「(復調まで)もうちょっとハマるかなと思いましたが、早く抜け出せてよかった」と嬉しそうに語った

さらに、DeNAの河野スカウトは、池田のプレーを高く評価

「野球アタマがいい

打席の中での状況判断ができている」と述べ、今後のさらなる成長に期待を寄せている

これからの東洋大学の活躍に目が離せない

東洋大学の勝利は、チームの今後の展望に明るい兆しをもたらしました。特に池田主将が見せた逆転タイムリーは、焦りを感じずチャンスを生かす力を証明しました。彼の復調がチーム全体を引っ張っていくことが期待されます。今後の対戦でも、その高い状況判断能力に注目です。
キーワード解説

  • タイムリーとは?打席でのヒットの中でも、特に得点を生むことができるヒットを指し、チームにとって重要な得点源となります。
  • 完投とは?ピッチャーが、自らの力で試合を最後まで投げ切ることを指し、通常は9イニング全てを投げることを言います。
  • 状況判断とは?試合中に起こるさまざまな状況を盤面で見極め、どのようなプレーが最も効果的かを考える能力で、選手に求められる技術の一つです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。