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巨人元オーナー渡辺恒雄氏のお別れの会、選手や関係者が故人をしのぶ

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昨年12月19日に肺炎のため98歳で亡くなった、読売新聞グループ本社の元代表取締役主筆、そして巨人軍の元オーナーである渡辺恒雄氏のお別れの会が、2月25日に東京の帝国ホテルで開催されました

会場には多くのプロ野球関係者はもちろん、政財界の著名人も足を運び、故人の功績を称えました

巨人の阿部慎之助監督(45歳)は「お別れの会に参会し、改めて渡辺主筆の球界発展への熱意、ジャイアンツへの愛情を感じました

今年の春季キャンプも今日で終了し、いよいよ2025年シーズンの開幕が間近です

秋には必ず主筆に日本一の報告ができるよう、チーム一丸で戦っていきます」と語り、渡辺氏への感謝の意を表しました

渡辺氏は1926年に東京都に生まれ、東京大学文学部哲学科を卒業後、1950年に読売新聞社に入社しました

彼はその後、ワシントン支局長や政治部長、論説委員長などを歴任し、1987年には副社長兼主筆に就任しました

また、1991年に読売新聞社の社長に就任し、巨人軍の実質的なトップとなりました

彼は、長嶋茂雄監督の再登板を決定したことで知られています

また、プロ野球界への影響力を持ち、1993年のドラフトから逆指名制度を導入し、FA(フリーエージェント)制度の整備を進めました

1996年には巨人のオーナーに就任し、名実ともに球界のリーダーとしての地位を確立します

2002年には持ち株会社制への移行に伴い、読売新聞グループ本社の初代社長および主筆に就任し、2004年には代表権のある会長に就任しました

しかし、彼は2004年に起きた「球界再編騒動」の際、10球団1リーグ制の移行を支持し、選手会との間で対立が生じることとなります

過去にはアマチュア選手への不適切な金銭授与が報じられ、オーナーを辞任する事態に至りました

渡辺恒雄氏の功績はプロ野球界に大きな影響を与えました。特に選手の権利を守るための制度の導入は、選手たちにとって意義があり、多くの人々に感謝されています。ただ、彼のオーナーとしての行動には賛否が分かれる部分もあり、プロ野球の歴史について考察する際に、彼の存在は避けて通れません。
キーワード解説

  • 『逆指名制度』とは?:選手がプロ球団を指名せずに自由に入団先を選ぶことができる制度。これにより、選手の希望するチームに入団できるようになった。
  • 『FA制度』とは?:フリーエージェント制度の略で、選手が契約期間満了後に自由に他球団と契約できるようにする制度。これにより、選手にとって選択肢が広がる。
  • 『球界再編騒動』とは?:2004年にプロ野球の再編について議論があった事件。この騒動により、球団数の見直しやリーグ構成に関する対立が生まれた。

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