27歳の右腕は、国立静岡大学を卒業しており、持ち球としては最速149キロの直球を誇る
入団に際し、足立は「自分が活躍することで、くふうハヤテや地元の県学生野球リーグを盛り上げていきたい」と意気込みを表した
ネットスローでの技術確認
足立は26日に本拠地のちゅ~るスタジアム清水にて春季キャンプを実施し、ネットスローという練習方法に取り組んだネットスローとは、投球動作を補助するためにネットに向かってボールを投げる練習法であり、主にフォームの確認や調整に用いられる
オープン戦での立ち位置
足立はこれまでに2試合のオープン戦に登板しており、特に18日のオイシックス戦では先発として2回を無失点に抑える好投を見せた23日の静岡硬式倶楽部戦でも1回を無失点
だが、ヒットを多く打たれてしまったことで、「打者に対する配球やコントロール、特に内外の投げ分けを強化していきたい」と自己分析を行っている
過去の経歴と成長
愛知出身の足立は、中京大中京高から静岡大に進学し、大学時代には新型コロナウイルスの影響でアピールの機会に恵まれなかった2021年に全足利クラブに加入し、その後BC信濃に入団
2023年にはセーブ王を獲得し、先発転向を果たした
昨季は17試合登板で8勝5敗という成績を残し、さらなる成長を遂げている
新たな挑戦へ
足立投手は「経験から得たピッチングを見せていく」と意気込む姿勢を見せており、新たな舞台での活躍が期待される足立投手の加入は、地元静岡にとって大きな期待を寄せるニュースだ。彼の成長が、地元リーグやチームに良い影響を与えることが期待されている。特に、彼の持ち味である配球の考え方がさらに進化することは、他の選手たちにも刺激となるだろう。
キーワード解説
- 最速149キロとは?:足立投手の最速149キロとは、ピッチャーが投げるボールの速さを示す数字で、特に優れた速球投手の証と言える。
- ネットスローとは?:ネットスローは、投球練習の一種で、選手がボールをネットに向かって投げることでフォームやリリースポイントを確認する練習方法。