24日までは具志川組にて調整を続け、25日のオフを挟んで主力組に参加
早速ブルペンへ入り、スライダーやチェンジアップといった変化球を駆使して坂本選手を相手に40球を投げた
この投球練習には新助っ投のネルソン選手や石井選手も注目していた
岩崎は投球後、「きょうは(状態が)あんまりでしたね
具志川より遠く感じました」と素直な感想を述べたものの、ブルペンでの投球数がすでに1000球を超えたことについては「(調整は)順調です」と自信をのぞかせた
一方で、藤川監督をはじめとする1軍の首脳陣が見守る中での投球には「変な緊張感がありました」とも言及している
残された時間はあと2日となるが、一分一秒を無駄にしない覚悟が感じられる
特に、巳年に因み虎将からは「下から伸び上がるような、コブラみたいなボールを投げていた」と称賛されており、彼の投球スタイルが注目を集めている
また、27日には実戦形式の打撃練習(ライブBP)が予定されており、他の打者との対戦が控えている
岩崎は「またそこから考えてやっていきたい」と、重厚な一年に向けた準備を進めている
今回の岩崎選手のブルペン投球は、彼の成長を実感させるものでした。緊張感が漂う中での投球にも関わらず、素直な感想を述べる姿勢は好印象です。特に「コブラみたいなボール」という表現は、彼の投球スタイルをうまく説明しているように思います。これからの実戦形式の試合でさらなるアピールが期待されます。
キーワード解説
- ブルペンとは?:投手が本番の試合ではなく、練習の一環として調整を行う場所。投球の感覚を取り戻すために重要な役割を果たす。
- スライダーとは?:横に曲がる変化球で、打者に対して予測を難しくさせる効果がある。投球のスピードや角度によって変化が異なる。
- チェンジアップとは?:速球と比べて意図的に速度を遅く投げる球。打者は速球と同じタイミングでスイングするため、打ち損じることが多い。
- ライブBPとは?:実戦形式の打撃練習で、投手と打者が対戦する。在籍選手の実力を測る良い機会となる。