埼玉西武ライオンズの関連記事

西武・今井、韓国・斗山との練習試合で力投!新球ツーシームの効果を実感

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 ◇練習試合 西武3―1韓国・斗山(2025年2月26日 サンマリン宮崎) 西武・今井達也投手(26)が26日、韓国・斗山との練習試合で今季初実戦を迎え、最速156キロを計測し、6奪三振で3回の登板を無失点に抑える圧巻のピッチングを披露した

この試合は、今井が2年連続の開幕投手に向けた重要な調整の一環である

新球ツーシームへの挑戦

 今井は、キャンプ中に取り組んできた脱力投法を駆使しつつ、新たに習得したツーシームを試し、その効果を確認した

このツーシームは、球の縫い目を利用し、ボールが空気中で変化することで予測を難しくする球種で、特に右打者に対して内角を攻めるのに効果的だ

初回からの好スタート

 試合の初回、今井は3者連続三振という素晴らしい立ち上がりを見せる

対戦した選手の5番打者には、ツーシームを投げ込み、打者をプレッシャーにさらした

この場面について「いい曲がり方をしている

新たに投げ始めたボールなので良かった」と自己評価を下す

将来に向けたビジョン

 昨シーズンは159キロを計測した直球を武器に、187三振を奪い初の奪三振王に輝いた今井は、「次の目標は200奪三振だ」と意気込む

新球ツーシームはスライダーと逆方向に変化し、決め球を生かすための鍵と位置付けている

期待されるさらなる進化

 練習試合を通して「キャッチボール投法」にも挑戦し、脱力フォームで投球することで打者のタイミングを狂わせる効果を見せた

西武の西口監督は「言うことがない」と彼のフォームを賛辞

今井自身も新たな球種を得て、さらなる成長を誓った

今井の成績と今後の展望

 今井はプロ5年目で、年々平均球速が上昇している

特に昨年の公式戦で159キロを記録し、今年は160キロへの到達を目指している

キャンプ中も「6、7割ぐらい」とリラックスした状態で投げたにもかかわらず、最速156キロを計測し、そのポテンシャルの高さを証明した

 今井投手は、今後とも自身のパフォーマンスを進化させ、開幕投手としての役割を果たしていくことが期待されている

西武の今井達也投手は今季初の実戦で韓国・斗山相手に好投を見せ、新球ツーシームの効果を実感しました。キャンプでの調整も功を奏し、開幕に向けた期待が高まります。
キーワード解説

  • ツーシームとは?
  • 脱力投法とは?
  • 奪三振王とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。