監督の髙津臣吾氏は「危機感」を持ちながら臨んだ春季キャンプだったが、新外国人投手ピーター・ランバートや星知弥がケガで離脱したため、投手陣の整備が急務となっている
開幕戦は3月28日であり、チームはこの課題解決に向けて努力を続ける
先発陣、吉村と高橋が順調な投球
懸案事項である先発投手陣では、開幕投手候補の吉村貢司郎が20日の中日との練習試合に登板吉村は2回を投げ4安打1失点、1奪三振という結果だった
一方、高橋奎二も同日に2回を投げ無失点の好投を見せており、両者は敵地・東京ドームでの開幕戦を見据えてオープン戦での調整を続けていく
奥川恭伸の復活に期待
シーズン6年目を迎える奥川恭伸は、下半身のケガから回復し3年ぶりの開幕ローテに向けた準備を進めている2021年に9勝を挙げ、リーグ優勝と日本一に貢献した右腕が再び先発陣の中心となるべく奮闘中だ
開幕ローテの他の候補選手
その他、2年目の松本健吾や5年目の山野太一、経験豊富な小川泰弘、最年長の石川雅規も開幕ローテーションに名を連ねる可能性があるまた、3月上旬には新外国人投手ペドロ・アビラも来日予定で、こちらも注目される
リリーフ陣の調整状況
リリーフ陣では、木澤尚文や大西広樹などが2軍で調整中で、現役ドラフトで加入した矢崎拓也なども1軍キャンプに帯同復活を狙う清水昇や田口麗斗も安定した投球を見せており、リリーフも充実してきている
新外国人投手マイク・バウマンは、オープン戦で評価を高め、守護神候補としての期待がかかる
投球においては最速155キロを記録し、制球力を意識していると語った
日本食にも馴染みを見せており、チームメイトたちとのコミュニケーションも円滑に進んでいる
奥川が開幕ローテ入りする可能性は高く、バウマンがチームの要となる資質を持っている
「危機的状況の投手陣ながら、手応えを感じている」とうれしい知らせが続いている
ヤクルトの春季キャンプ終了に伴い、投手陣の整備という重要な課題が浮き彫りになったことが印象的です。特に新外国人投手や若手選手を含む多くのパーツが整いつつあるが、開幕に向けてさらなる調整が必要です。期待される選手たちの仕上がりが楽しみです。
ネットの反応
ファンのコメントからは、ヤクルトの投手陣に対する期待と不安が交互に表れています
特に、奥川恭伸投手への期待が強く、彼がシーズンを通じてローテーションを維持できれば、チームの成績にも大きな影響があると考えられています
「奥川怪我なく頑張れ
期待しかないです」といったコメントもあり、多くのファンが彼の健康と活躍に期待を寄せています
しかし、投手陣の危機的な状況についても懸念が残ります
くじけず勝ち進むためには、打線の支援が必要であり、「打線の着火も早くして欲しい」とする意見も目立ちます
助っ人投手に関しては「期待値の方が遥かに大きい」と示されていますが、昨年の成績が悪かったこともあるため、慎重な見方もあります
また、ケガの影響で現状で計算できる投手は少ないため、ファンからは早期に新外国人投手の活躍が求められています
実際に「ランバートのケガは痛いですね」との声も聞かれ、チームの深刻な状況が伺えます
さらに、他球団との比較やチーム全体の士気についても言及があり、「今の時期、あんまり過剰に危機感煽られても楽しくない」と否定的な意見も存在します
しかし、「今年は危機的投手陣ではないぞ」とポジティブな見方をするファンもいることから、支持と不安が交錯している現状が浮き彫りになっています
開幕戦からのスタートが非常に重要であるとされ、「最低でも5割以上はキープしチームとしての自信を高めて欲しい」との願いも込められています
ネットコメントを一部抜粋
奥川怪我なく頑張れ。期待しかないです。
打線の着火も早くして欲しい。そうしないと投手陣も自信がつかないし育たない。
ランバートのケガは痛いですね。駆け込みトレードもあるのではないでしょうか。
助っ人投手に関しては未知数な部分もあるが、今年迎える投手は期待値の方が遥かに大きい。
今年は危機的投手陣ではないぞ。
キーワード解説
- 開幕ローテとは?プロ野球のシーズンが始まる際に、各チームが設定する先発投手陣のこと。通常、5人の投手がローテーションして先発する。
- リリーフとは?試合中に先発投手が投げ終えた後、投手交代として出てくるピッチャーのこと。特に、試合の終盤を任される選手を指して守護神とも言う。
- 制球力とは?投手がボールを投げる際に、狙った場所に正確に投げる能力のこと。制球力が高いほど、打者にとって打ちにくい球を投げることができる。