ヤクルトの人気マスコット「つば九郎」の“中の人”が死去、ファンと選手からの追悼の声が広がる

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2月19日、東京ヤクルトスワローズの看板マスコット「つば九郎」の“中の人”が永眠したとの発表があり、野球ファンやヤクルトファンの間に悲しみが広がった

つば九郎は、ただのマスコットキャラクターではなく、人気とユーモアを兼ね備え、球団を支える重要な存在だった

マスコットとしての役割は、試合中の観客を楽しませるだけでなく、選手との交流やファンとのつながりを深めることにもあった

ユニークなフリップ芸で愛されていた

つば九郎は、12球団の中でもトップクラスの人気を誇り、特にその特徴的なフリップ芸で多くのファンを魅了していた

フリップ芸とは、マスコットがボードを使ってメッセージや絵を披露するパフォーマンスのことで、これにより観客とのインタラクションが生まれる

芸能人の磯山さやかさんは、訃報を受けて「信じられない」とコメントし、つば九郎との交流を振り返った

選手との心温まる思い出

元ヤクルトの左腕エース藤井修悟氏は、つば九郎との特別なエピソードを語った

初勝利の時に祝福され、他球団に移籍した際にはハグを受けるなど、選手たちの心に深く残る存在だった

選手たちとつば九郎の独特なコミュニケーションは、喋れないマスコットが故に作り上げたものであった

現在、「週刊文春」では、つば九郎の“中の人”の人柄や、仕事への熱意、選手やファンとの交流、さらには夜のパトロール活動に至るまで様々なエピソードが伝えられる予定である

今回の訃報は、多くのファンにとって衝撃的であり、つば九郎が果たしてきた役割の大きさを改めて感じさせる出来事です。スポーツ界におけるマスコットの重要性が再認識される中で、その存在感を失うことは非常に残念です。
ネットの反応

ヤクルトのマスコット・つば九郎の追悼に関するメディアの記事に対して、ネット上で様々なコメントが寄せられています

多くのコメントは、つば九郎の亡き後に彼を思い出し、彼との思い出を語る一方で、追悼記事に対する強い抵抗感も表明されています

具体的には、メディアが「中の人」などのプライバシーに踏み込んだり、亡くなったスタッフの実名を挙げて報道したことに対する批判が目立ちます

特に、「実名報道は酷すぎる」「故人のプライバシーを尊重するべき」という声が多く、ヤクルト球団も「故人のプライバシーを尊重し、温かく見守り下さい」と公式にリリースを出しているため、メディアの報道に対して問題視する意見が数多く見受けられました

また、「暗黙の了解でファンも周知していた部分もあります」とのコメントがあったように、ファンの間ではある種の合意が築かれていた様子が伺えます

さらに、「つば九郎はフリップで喋るが、中身の演者の存在を意識しすぎるのも不自然」との意見もあり、マスコットとしてのキャラクターとその背景にいる人間の関係についても考えさせられるコメントが寄せられています

根本的には、つば九郎を支えていたスタッフへのリスペクトや、その思い出を大切にする姿勢が感じられました

総じて、つば九郎が引き起こした思い出や感情の共有と、故人をどう悼むべきかという葛藤が、多くのコメントの中に散見されます

ネットコメントを一部抜粋

  • いつまでつば九郎の亡くなったを悼むの?
  • 中の人などいないってコメントあるけど…
  • 追悼にかこつけて無粋な記事。
  • 亡くなられたたった独りのスタッフさんが30年以上も着ぐるみに魂を込めたのがつば九郎なんですよね。
  • 故人も実名報道は望んでいない。
キーワード解説

  • マスコットとは?:チームや団体の象徴として存在し、試合を盛り上げたり、ファンとの交流を図る役割を担うキャラクターのこと。
  • フリップ芸とは?:ボードに書かれたメッセージや絵を見せることで、観客の笑いや反応を引き出すパフォーマンス。

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