NPB、オンラインカジノ利用選手の自己申告を発表

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2025年2月27日、NPB(日本野球機構)はオリックスの山岡泰輔投手がオンラインカジノを利用していたことを受け、12球団を対象に行った調査の結果を発表した

その結果、オリックスを含む7球団から新たに14人の選手がオンラインカジノ利用を自己申告したことが判明した

これに対し、NPBの中村勝彦事務局長は「非常に重く受け止めている」と述べ、今後の対応を強化していく意向を示した

オンラインカジノとは、インターネット上で行われるカジノゲームのことを指し、スロットやポーカー、ブラックジャックなどが含まれる

日本国内では、賭博に関する法律が厳格であり、特にプロスポーツ選手が賭博に関与することは重大な問題とされている

刑法においては、単純賭博罪の公訴時効は3年であり、今回の申告は2022年以降の利用に関するものである

調査においては、野球を対象にした賭博の申告はなかったものの、NPBは今後も自主申告を受け付ける方針を維持することを明らかにした

また、各球団は改めて申告内容を精査し、個別に対応していくことを決定した

オンラインカジノ利用に関する経緯

日付出来事
2月18日オリックスの小浜裕一球団本部長が山岡選手と面談し、利用の事実が確認される

2月20日オリックスが選手、スタッフを対象に対面で調査を行う

2月21日山岡選手が大阪府警に相談し、球団は無期限の活動自粛を発表

2月25日NPBの中村事務局長が調査結果をマスコミに伝える

2月27日NPBが新たに14人のオンラインカジノ利用が自己申告されたことを発表

今回の出来事を通じて、NPBや各球団は選手の教育やコンプライアンスの徹底が必要であることを再認識した

今後も厳しい規律を保ち、選手が適切な行動を取るよう指導することが求められる

今回のNPBの発表は、オンラインカジノ利用に関する重要な問題を浮き彫りにしました。選手たちが自身の行動を見直すきっかけとなり、より良いスポーツ環境を築くためのきっかけになることが期待されます。
キーワード解説

  • NPBとは?日本プロ野球の統括団体で、球団の運営や選手のルールを管理している。
  • オンラインカジノとは?インターネットを通じて行うカジノゲームで、スロットやカードゲームが人気。
  • 自己申告とは?自分から進んで情報や事実を申し出ること。
  • 単純賭博罪とは?日本の法律で、賭け事による利益を得る行為に対して適用される罪。

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