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阪神・湯浅京己投手がライブBPに登板、復帰へ着実に前進

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阪神春季キャンプ(27日、沖縄・宜野座)において、国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」から復帰を目指す阪神・湯浅京己投手(25)が、ライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板しました

この日の投球では、力強い直球を中心に20球を投じ、許した安打性の打球はわずかに1本という好成績を収めました

復帰への道のり

湯浅は今キャンプから全体練習に復帰したばかりで、自身の復帰を誇る姿が印象的でした

最終クールまで多くのファンがスタンドに詰めかけ、彼に惜しみない応援を送ります

「順調にきています

手術を受けて初めて実戦に投げたときよりも、前に進めているという感覚はある

どんどん良くなっていけると思います」と自信を見せました

投球内容と評価

湯浅の登板は227日ぶり

20球という限られた中で、直球、フォーク、スライダー、カットボールを混ぜて投げました

植田選手、福島選手、D4位・町田選手(BCL埼玉)を相手に、安打性の打球はわずか1本に抑え、スタンドから大きな拍手を受けました

巨人の真田スコアラーは「角度があって球も強かった

中継ぎで入ってこられると、外国人を取るより最強の補強になるんじゃないか」と高く評価しています

復帰の背景

湯浅は、昨年8月に手術を受けた際に、心が折れそうになったものの、同じ病気から復帰した選手たちからの励ましで勇気をもらいました

「自分も誰かの励みになりたい」とし、リハビリを続けた結果、昨年11月にはブルペン投球を再開しました

今後の展望

キャンプの今クールから宜野座組に合流し、トレーナーの指導のもと、次回はファームで実戦に臨む予定です

安藤投手チーフコーチは「順調にリハビリの段階を踏んでいる」と評価しました

阪神・湯浅投手の復帰は、ファンにとっても嬉しいニュースです。彼の苦悩と努力によって復帰できた姿は、多くの人に勇気を与えるでしょう。さらに、彼が復活すれば阪神の救援陣もより一層強化される可能性があり、今後の活躍が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • ライブBPとは?打者との実戦形式の練習を指し、ピッチャーが実際にボールを投げ、打者がそのボールを打つことで実戦さながらの練習を行います。
  • 黄色靱帯骨化症とは?脊椎の黄色靭帯が異常に骨化する病気で、痛みや運動障害を引き起こすことがあります。

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