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阪神・湯浅、難病からの復活に向けてライブBP登板

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国指定の難病「胸椎黄色じん帯骨化症」からの復活を目指している阪神タイガースの投手・湯浅が、宜野座で行われたライブバッティング(BP)に登板しました

このライブBPは、実戦に近い形で投球感覚を養うための重要な練習であり、選手が打者相手に実際に投げる場面です

実戦感覚を取り戻すために

湯浅は「実戦でしか味わえない感覚を確かめたい」と意気込みを語りました

監督や首脳陣が見守る中、福島、町田、植田を相手に全20球を投じ、直球に加えスライダー、カットボール、フォークといった全ての持ち球を試すことができました

特に、直球では各打者を圧倒し、変化球でも打者のタイミングを外すことに成功しました

感覚は上々

湯浅は、「22日の練習試合、韓国・ハンファ以来となる打者相手の投球では、感覚的には投げた試合を含めた中で一番良かった」と充実した表情を見せました

捕手を務めた梅野も、湯浅の角度やキレのある直球を高く評価しています

さらに、巨人の真田裕貴スコアラーは「中継ぎで入ってこられると、外国人選手よりも最強の補強になる」と称賛しました

ファンの支持

登板後にはスタンドから大きな拍手が送られた湯浅は、「徐々に進んでいければ」と語り、3月のオープン戦での登板を視野に入れています

阪神タイガースの湯浅選手が、難病から復活を果たすための練習を重ねている姿は、多くのファンに勇気を与えています。ライブBPでの投球は実戦感覚を掴むための重要なステップであり、周囲の評価も高まっています。このような取り組みは、選手自身の精神的な強さや、チームへ与えるポジティブな影響を示すものです。
キーワード解説

  • ライブBPとは?:選手が実戦に近い形で打者相手に投球する練習のことを指します。
  • 胸椎黄色じん帯骨化症とは?:脊椎の黄色じん帯が異常に骨化する病気で、神経症状を引き起こすことがあります。
  • スライダーとは?:ボールが横に曲がる変化球で、打者のタイミングを外しやすい投球です。
  • カットボールとは?:直球に似た変化球ですが、微妙にボールが横にずれるため、打者が打ちにくい球です。
  • フォークとは?:落ちる変化球で、打者が振り遅れることが多く、三振を奪うことができる球です。

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