この取り組みは、チーム内での競争を促進し、選手それぞれの個性や力を引き出すことを目的としている
キャンプは27日から、二軍選手が参加する形で始まっており、大島洋平外野手(39)をはじめとする4選手が一軍練習に合流した
本拠地バンテリンドームでの特訓開始
井上監督は、名古屋市にあるバンテリンドームで行われた全体練習中に期待を寄せた「今まで北谷での1ヶ月の練習を経て、改めてこのひろいグラウンドに戻ってきた
オープン戦が控えており、競争を煽るのが私の役割」とコメント
これまでの秋季キャンプでは「むき栗キャンプ」と名付けて、選手の個の力を高めることに重点を置いていたが、春季キャンプからは全体のチーム力を高めることに焦点を当てている
「ガチンコ勝負」の重要性
春季キャンプでは選手たちに本気のものづくりを求めるため、オープン戦を通じて選手たちが真剣にレギュラー争いに挑むことを明言した「キャンプ期間中は結果を重視していなかったが、開幕に向けた準備として本気のウエイトを選手たちに求めていく」と井上監督は語った
この取り組みは選手たちのモチベーションを高め、チーム全体の士気を向上させる狙いがある
選手の合流状況
26日から読谷で調整していた大島が、22日にサービスとして一軍に合流24日のオープン戦では、二軍からの参加選手である祖父江、岩崎、鵜飼もバンテリンドームでの練習に登場した
さらに、ナゴヤ球場での二軍練習に参加した選手たちも、依然として開幕メンバーへの希望を持っている
引き続く選手選考
井上監督は「これまで2軍で調整した選手だからといって開幕メンバーから外れるとは限らない」とし、今後のオープン戦でのパフォーマンス次第で選手達には再びチャンスが与えられることを示唆した選手たちは、この数ヶ月間の努力が開幕にどう結びつくのか、大いに期待されている
井上監督が提唱する「P・B」によって、選手間の競争が活性化するという考え方は、チームにとって非常に重要な取り組みです。春季キャンプを通じて、選手たちが切磋琢磨し、レギュラーを目指そうとする姿勢はファンにも大きな期待を抱かせます。
ネットの反応
中日・井上一樹監督が選手間の競争を活性化させる方針を示したことに対して、コメントが寄せられています
多くのファンが、オープン戦を通じて選手の実力を重視し、2軍と1軍の入れ替えを積極的に行うことを望んでいます
特に、上林や仲地といった選手が2軍に降格した理由について疑問を抱く声が多く、彼らの実績を考慮すれば、1軍での位置づけを再考すべきだと指摘するコメントが目立ちました
さらに、井上監督が選手にコミュニケーションを取り、モチベーションを維持することの重要性も強調されています
競争を促進するために必要なのは、成績に基づいた入れ替えであり、特定の選手を固定するのではなく、全員に平等なチャンスを与えるべきだとの意見が多く存在しています
選手の力量だけでなく、チーム全体の意志を反映させることが必要だとする意見もありました
また、ファンからは4番に関する疑問も出されており、過去の選手との違いや、プレッシャーに耐えられる選手をレギュラーに起用することが重要視されています
全体として、監督やコーチ陣に対して、選手起用における柔軟性と公平性を求めるコメントが多く見受けられました
ネットコメントを一部抜粋
そら、上林や仲地は結果出してたし、2軍に落としたというよりは単に見たい選手を入れ替えしたってだけだろうね。
何故上林、仲地が2軍?まさか、、
今年は1軍2軍の入替をたくさんしてほしいです。
石川にはほぼレギュラー確約みたいなことしてるし、細川6番も本当にやるなら納得できない。
ブライト健太も1軍にあげてほしかった。
キーワード解説
- ポジティブ・バトルとは?選手同士が互いに刺激し合い、競争を促すことで技術やチームワークを向上させる考え方。
- ガチンコ勝負とは?妥協のない真剣勝負を指し、選手が全力で結果を求める姿勢を表す。開幕前の重要な準備活動。