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ロッテ松川虎生、覚悟の4年目へ挑む—シーズン開幕に向けた意気込みと課題

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 千葉ロッテマリーンズの松川虎生選手(22)が、プロ野球4年目のシーズンに向けた強い覚悟を語った

彼は「もう4年目なので、結果を出さないと一軍にいられない」と語り、その意識を強調した

初年度の2022年には開幕スタメンとして76試合に出場したが、23年のシーズンは大半をファーム(2軍)で過ごしわずか9試合の出場に終わった

3年目となる昨季も故障に悩まされ、一軍出場はわずか2試合だった

 昨年11月のZOZOマリンスタジアムでの秋季練習では、「1年目には試合に出て、2年目、3年目は二軍で修行とされていますが、そういう立場ではないと思っています」と危機感を持つ松川選手は、打撃、走塁、守備全てでのレベルアップが鍵になると力説した

 オフの自主トレでは、「バッティングの部分ではものすごく大事になってくる」と意識し、体の使い方を修正しながらバットを振っていた

石垣島での春季キャンプでも、仲間とともに遅くまで練習し、自己の打撃フォームを磨いている

松川選手は「形も大事ですが、とにかく振り込んで、自分の形に持っていけるように努力しています」と述べた

 打撃練習においては、ノーステップでの打ち方を試行し、「左足の使い方をうまくというか、感覚をうまく力を出すためにノーステップで打っています」と語った

また、異なる形やタイミングを試しながら打撃の幅を広げていることも明らかにした

 2月16日から行われる対外試合では、DeNA、巨人、韓国ロッテとの試合で安打を放っている

幸運にも正捕手の佐藤都志也が故障で離脱しているため、松川選手にとっては開幕一軍スタートの大きなチャンスが訪れている

しかし、田村龍弘選手や寺地隆成選手など、競争相手もいる

 松川選手は「とにかく自分がやるべきことに集中し、勝つために思考を整えながら進んでいきたい」と意気込みを語る

このシーズンで、一軍での活躍を目指す松川虎生に注目が集まる

今回の松川虎生選手の徹底したトレーニングと覚悟は、彼の職業人生において非常に重要な意味を持つ。苦しい時期を経て、挑む姿勢が彼の成長を促すのだろう。開幕に向けての意気込みを感じたが、真の勝負はこれから。彼のプレーを見る人々の期待が高まる。
キーワード解説

  • 一軍とは?:一軍とは、プロ野球チームの中で主に試合に出場する選手たちを指し、特に成績が良い選手たちが揃っています。
  • ファームとは?:ファームはプロ野球の2軍チームのことで、主に一軍に上がれない若手選手がプレーし、経験を積む場所です。
  • ノーステップとは?:ノーステップはバッティング技術の一つで、打つ際に足を上げないで打つ方法を指し、タイミングを取りやすいと言われています。
  • 自主トレとは?:自主トレは選手が自分から練習を行うことで、チームの練習とは別に行う個々のトレーニングを指します。

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