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広島のドラフト1位・佐々木泰選手、オープン戦初出場も無安打に終わる

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広島東洋カープのドラフト1位選手である佐々木泰内野手(22)が、3月1日に倉敷マスカットスタジアムで行われたオープン戦・楽天戦において、1軍に合流し、「7番・三塁」としてスタメン出場しました

オープン戦という場は、選手たちがシーズンに向けた調整を行う重要な機会ですが、佐々木選手は4打席に立ち、無安打に終わってしまいました

期待とプレッシャーの中で

試合前、佐々木選手は豪快なフルスイングに注目されていました

彼は青山学院大学出身であり、その実力に対する期待が高まっている中、初の1軍出場を果たしました

試合が進む中、彼は「自分が続けてきたことは変えずにできた」と語り、自己を貫く姿勢を見せました

しかし、初打席では楽天の投手・早川の144キロのストレートに対し、中飛に打ち取られ、無念の凡退となりました

打席での挑戦と成長への意欲

第2打席では松井投手との対戦となり、滞空時間の長いフライを放ちましたが、結果的にヒットにはつながらず、2打席連続の凡退となりました

第3打席では四球を選び出塁しますが、試合の終盤、8回表の打席では「(体が)開いて詰まるという、自分の中で一番良くない凡退」と反省の意を述べる一方、プロ初安打はお預けとなりました

最終的には3打数無安打という結果に終わりましたが、監督の新井氏は彼のポテンシャルに期待を寄せ、「雰囲気がある」とその資質を高く評価しました

次なるステップアップへ

昨秋に脱臼した左肩の影響で、キャンプでは2軍で調整を行っていた佐々木選手ですが、「次はチャンスの場面で1本出せるように追い求めてやっていきたい」と前向きな姿勢を示しています

彼の「晴れの国」岡山でのプロとしての第一歩は、厳しいものでしたが、彼自身のさらなる成長が期待されます

佐々木選手のオープン戦初出場は、期待される若手選手がどのようにプロの舞台で挑むかを考えさせられる場面でした。無安打とはいえ、彼のフルスイングや自己のスタイルを守る姿勢は、今後の活躍を期待させるものでした。次回の試合では、彼が持ち味を発揮して欲しいです。
キーワード解説

  • フルスイングとは?:全力でバットを振ることを指し、強い打球を飛ばすための打撃スタイルです。
  • 無安打とは?:試合で打席に立ったにもかかわらず、ヒットを打つことができなかった状態を表します。
  • 脱臼とは?:関節の骨が外れてしまう怪我で、痛みを伴い、適切な治療が必要です。

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