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ホークス、新設「金言ロード」で選手に歴史と勇気を伝える試み

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ホークス、本拠地に「金言ロード」を新設 歴史と選手の挑戦を伝える道に

福岡ソフトバンクホークスは、2025年3月3日に本拠地の「みずほペイペイドーム」に新たに「金言ロード」をお披露目しました

この通路は選手専用で、無機質なデザインを一新し、数々の球団の歴史や名言を彩る空間へとリニューアルされました

通路の壁には、王貞治球団会長(84歳)の名言や、球団の栄光と屈辱を象徴する出来事が刻まれています

例えば、1999年の初優勝時に行われた胴上げの写真や、元監督・野村克也氏や南海レジェンドの名言などが展示されています

このプロジェクトの発案者である城島健司チーフ・ベースボール・オフィサー(48歳)は、現役選手たちがこの空間を通ることで、過去の選手たちの意志を感じ、さらなる発奮を促したいと考えています

「金言ロード」を通ることで、選手たちは自身のモチベーションを高め、球団の歴史を理解する機会を持つことができます

城島CBOは、「現役の時と通路が変わっていない」と思いを抱き、約5年の構想を経てこのプロジェクトを完成させました

お披露目式において、彼は「毎回ここを通って球場に行くし、家に帰る

少しでも心に響いてくれたら」と述べ、選手たちに先人たちの教えを浸透させることを期待しました

特に王会長の金言の一つ「まだ見ぬ景色を求めて、挑み続けよう」は、選手たちに挑戦を促す言葉として心に響くことが期待されています

過去には、1996年に起きた衝撃の「生卵事件」も記載されており、これはチームにとって象徴的な出来事です

このような歴史を通じて、ホークスの選手たちが何かを感じ取り、さらなる成長につなげていくことが狙いです

城島CBOは、10連覇を最大目標に掲げ、「ジャイアンツの59を超えることがオーナーの思い」と語りました

今季のリーグ連覇はその序章に過ぎず、4日にはヤクルトとの本拠地初戦を迎える予定です

新たなエネルギーを得た選手たちが、この「金言ロード」を通して心を一つにし、前人未到の510を目指す姿に期待が寄せられています

新たに設けられた「金言ロード」は、選手たちに過去の偉大な先人たちの精神を伝える良い機会となります。歴史を知ることで、選手たちがどのような思いを持ってプレーしてきたのかを理解し、自分の役割を再認識することができるでしょう。特に王貞治会長の名言は新しい選手たちにとって刺激的なメッセージとなり、チーム全体に良い影響を与えることが期待されます。
キーワード解説

  • 金言ロードとは?:選手専用通路に歴代の名言や球団の歴史を展示した空間のこと。
  • 胴上げとは?:監督や選手を祝福する際、仲間が持ち上げて空中に放り投げる伝統的な演出のこと。
  • 生卵事件とは?:1996年に起こった、試合中に選手が生卵を投げつけられた事件のこと。チームにとって屈辱的な出来事とされている。
  • 連覇とは?:同じタイトルを複数年連続で獲得すること。特にリーグ戦での連続優勝を指す。

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