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巨人・山口オーナー、日本一への決意を新たに:燦燦会総会での挨拶

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3日、東京のホテルで行われた「第33回 燦燦会総会」において、読売ジャイアンツの山口寿一オーナーが、昨シーズンの振り返りと今後の展望について熱い思いを語った

この会議には、首脳陣や1軍選手のほか約190名の財界人が出席し、冒頭では昨年12月19日に肺炎で亡くなった元巨人オーナーの渡辺恒雄氏に対して黙とうがささげられた

昨季の振り返りと反省

山口オーナーは、「昨年リーグ優勝は果たしたものの、クライマックスシリーズの最終戦でわずか1点差で敗れ、日本シリーズ進出を逃した

リーグ優勝の喜びよりも、日本シリーズを逃した悔しさの方が大きく残っています

」と振り返った

クライマックスシリーズは、セ・リーグとパ・リーグのプレーオフ制度であり、ここを勝ち抜くことで日本シリーズ出場権を得る

今年の目標と補強

「日本一にならなければ真の喜びはない」という考えの下、山口オーナーは今年度の目標を明確にした

「必ずリーグ連覇を果たし、その結果日本一になりたい」と述べ、積極的な補強とチームの底上げに取り組んでいることを示した

特に投手力、攻撃力、守備力を強化し、それぞれに厚みを持たせていると強調した

過去の日本シリーズの思い出

山口オーナーは、巨人が2012年に22度目の日本一に輝いて以来、日本一から遠ざかっていることにも言及した

「リーグ優勝は5回したが、日本シリーズでは3回敗れ、2回は出場すら逃してしまった」と語り、その中でも最も接戦だった2013年の日本シリーズでの心残りを語った

楽天との戦いでは、最終戦で田中将大選手と対戦したことが印象深かったという

新しい選手たちの加入
さらに、山口オーナーは当チームに新たに加入した田中将大選手と甲斐拓也選手に大いに期待を寄せている

「彼らが良いご縁となり、セカンドチャレンジに貢献してくれることを確信しています」と語った

今後の応援のお願い

最後に、燦燦会が33回目を迎えることを祝し、「今年こそ、日本一を目指すという強い思いがあります

リーグ連覇と13年ぶりの日本一、この目標に向けて、皆様のご支援を心よりお願い申し上げます」と締めくくった

山口オーナーの発言からは、日本一を目指す強い意志とサポーターへの感謝の気持ちが強く感じられました。過去の経験から多くを学び、選手たちの実力を高めるために積極的に補強を行っているその姿勢は、ファンにとっても心強いものと映ります。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:日本プロ野球におけるプレーオフ制度で、リーグ優勝チームが日本シリーズへの道を進むために戦います。
  • 投手力とは?:チームの投手陣の力量を指し、試合における防御率や奪三振数がその強さを示します。
  • 攻撃力とは?:打撃陣のパフォーマンスを示し、出塁率や長打率がその力を反映します。
  • 守備力とは?:フィールドプレーの質を指し、エラー率や守備範囲がその能力を表します。

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