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侍ジャパン・井端監督、吉川尚輝を切り込み隊長に起用へ期待を寄せる

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侍ジャパンの井端弘和監督(49)は、3日に行われた記者会見で、巨人の吉川尚輝内野手(30)を2026年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の切り込み隊長として起用する方針を示唆しました

吉川選手はその持ち前のスピードと昨年以上の成績を期待されており、同選手は「期待に応えられるように頑張ります」と意気込みを語りました

井端監督は、吉川選手の成長を間近で見てきたことから、自身の指導経験を元にその成長を実感しています

「オープン戦を見ていても状態がいいし、仕上がりも順当です」とコメントし、昨年のWBCでの活躍を期待しています

吉川選手は前シーズン、全143試合にスタメン出場し、ゴールデン・グラブ賞とベストナインをダブル受賞するなど、優れた実績を持っています

井端監督はさらに、吉川選手のスピードと守備力を兼ね備えたトータルバランスを評価し、「一番の魅力は彼のスピードと守り」と述べ、リードオフマンとしての起用に期待を寄せています

一方で、吉川選手も「自分が選ばれた理由を証明するために全力で頑張ります」とコメントし、侍ジャパンの勝利に貢献する決意を示しました

この日、東京ドームでの軽めの練習には吉川選手と岸田行倫捕手(28)が参加し、侍ジャパン合流に向けて順調に準備を進めています

侍ジャパンの外野守備・走塁コーチを務める亀井打撃コーチも「彼のルーチンが素晴らしい」と吉川選手の成長を評価しています

阿部監督も岸田選手とともに「この経験がさらなる成長につながることを期待します」と語り、吉川選手を送り出しました

吉川選手は東京ドームを後にしながら「しっかり準備をして試合に臨みます」と誓い、侍ジャパンの攻守の要として期待されています

WBC日本代表の主な1番打者
歴代の代表選手

大会 選手 試合数
2006年 第1回大会 イチロー(マリナーズ) 6
2009年 第2回大会 イチロー(マリナーズ) 全試合
2013年 第3回大会 坂本(巨)、鳥谷(神) 2試合ずつ
2017年 第4回大会 山田(ヤ) 5
2023年 第5回大会 ヌートバー(カージナルス) 全試合
井端監督が吉川選手を信頼し、代表戦での活躍を期待している姿勢が印象的です。吉川選手も過去の実績を背景に自信を持ち、さらなる成長を遂げるチャンスを掴もうとしています。
キーワード解説

  • WBCとは?:ワールド・ベースボール・クラシックの略称で、野球の国別対抗戦です。
  • ゴールデン・グラブ賞とは?:守備に優れた選手に贈られる賞で、毎年選出されます。
  • リードオフマンとは?:試合の先頭打者のことで、特に出塁率や足が速い選手がこの役割を担当します。

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