試合は、ソフトバンク対ヤクルトの対戦で、特に注目を集めたのはソフトバンクの近藤選手
彼は、この日から右翼にコンバートされており、茂木選手の右前打に対して、素早く反応した
2死一、二塁の場面で、彼はノーバウンド送球で一塁走者のサンタナ選手を三塁でアウトにする見事な補殺を決めた
このプレーは、キャッチャー出身の近藤選手ならではの強肩を証明するものであった
近藤選手はプレー後、「(昨季までの左翼とは)ちょっと景色は違いましたね
(補殺は)まぐれです」と語っている
シーズン開幕に向けた準備は、鹿児島・徳之島での自主トレーニングを含め、十分に行われており、2月15日からチームメイトと共に合流し、日々練習を重ねた
彼は「自分のために時間をだいぶ使えました
開幕に向けて、万全に整える中で本当に集中できました」とコメントしている
この日近藤選手は、打順も注目を集めた
昨季は全129試合中、5番での出場が常だったが、この日は3番打者としての出場
彼は「特に打順は考えていませんでした」と述べているが、4番の山川選手の前後でどれだけの変化が生まれるかも見逃せないポイントである
小久保監督は、「(補殺は)いきなり刺したよね
さすがです」と近藤選手のプレーを高く評価した
昨季の首位打者がこのような素晴らしいスタートを切り、2025年シーズンへの期待が一層高まることとなった
近藤選手のプレーは、強肩だけでなく、ポジション変更に対する適応力も示しています。新しい環境でのパフォーマンスは、今後のシーズン展開においても非常に重要な要素となるでしょう。オープン戦という環境で、自身の存在感を証明することができた近藤選手の今後の活躍に注目したいです。
キーワード解説
- 補殺とは?補殺は、守備側が走者をアウトにするプレーで、特に外野手の強肩が試される場面でよく見られます。
- ノーバウンド送球とは?ノーバウンド送球は、ボールが地面に触れずに直接、相手に届く投球のことで、特に強い肩を持つ選手に多く見られます。
- コンバートとは?コンバートは、選手が異なるポジションに移籍することを指し、選手の能力を引き出すための戦略として行われます。