彼はこの試合で1回を1安打無失点とし、実戦デビューからの連続無失点記録を4試合に伸ばしました
工藤投手は9回の登板で、初球に155キロの直球を投げ、相手打者の辻本選手のバットをへし折る衝撃のプレーを披露
続けて投じた球も剛速球ばかりで、7球目にはこの日最速の157キロをマークしました
力強い球で打者を翻弄し、15809人の観客はそのパフォーマンスに喜んでいました
最終的には、12球目で空振り三振を奪いましたが、「真っすぐで抑えたかった」と少し悔しそうな表情も見せました
この試合では、19球のうち15球が直球であり、そのすべてが150キロを超える速さを誇りました
特に目を引いたのは、プロ初実戦である2月16日の広島戦において158キロを計測したことで、これ以降彼の評価は急上昇しています
監督の藤川氏も彼のパフォーマンスに賛辞を貰し、「ファンもチームメイトもその存在感に驚いているのではないか
その素晴らしいボールが、彼の将来を大いに期待させる」と述べました
阪神チームの支配下枠は残り4名ですが、藤川監督は開幕までに14人いる育成選手の中から必ず一人は昇格させたい考えを示しています
工藤投手自身も「キャンプからここまで良い結果を出せている」と手応えを感じており、今後の展開に期待が高まります
彼は127の背番号を持つが、今後は2桁の背番号に近づく可能性が十分にあるため、今後の成長から目が離せません
工藤泰成(くどう・たいせい)プロフィール: 2001年11月19日生まれ、秋田市出身
秋田東小学校3年から野球を始め、能代一中3年から本格的に投手としての活動を開始
明桜高校、東京国際大学を経て、2023年に四国アイランドリーグ徳島に入団し、1年目には8勝を挙げて最多勝を獲得
その後、育成ドラフト1位で阪神へと移籍
最速159キロを誇り、持ち球は2種類のスライダー、カットボール、フォーク、カーブ
趣味は筋トレ、サウナ、登山
177センチ、82キロ
右投げ左打ち
工藤泰成選手の甲子園デビューは、彼自身の素晴らしい投球に加え、観客や周囲の期待を一層高めるものでした。今後の育成選手の昇格に関する動向が注目されており、彼の成長に期待が集まります。
ネットの反応
ファンのコメントからは、阪神の育成1位指名選手である工藤泰成選手に対する期待感が全面に表れています
「あの球威なら大丈夫!」という声がある一方で、投手陣の強力さに対する懸念も少なからず見受けられます
また、工藤選手に対しては早期の支配下選手登録が期待されているようで、「支配下が待ち遠しい」とのコメントもありました
彼のピッチングを観るために試合を最後まで観戦したファンも多く、素晴らしい投球を見せてくれたことでさらなるファンの心を掴んでいることが伺えます
工藤選手の将来に対する期待は高く、藤川監督の後継者としてクローザー候補になることを望む声も上がっています
特に「育成でこんな衝撃的な選手久しぶりに出てきた」というコメントが示す通り、彼の存在はファンにとって新たな希望となっているようです
工藤選手を支える声も多く、特に彼の速球に対しては「もので違う」といった絶賛の声も多いです
多くのファンが彼の成長を見守っており、「早く支配下に置いて欲しい」という期待感が強まっています
個々のコメントからも、工藤選手のピッチング内容や球質について具体的な評価が多く、実力に対する信頼感が垣間見えます
一方で、成長過程において覚えておくべき課題もあり、しっかりとしたケアを求める意見も見られます
工藤選手が今後どのように成長し、阪神の中で活躍するのか、多くのファンが注目しています
このように、彼がファンにとって期待通りの選手へと成長していくことを、多くの人が願っていることが、コメントから強く伝わってきます
ネットコメントを一部抜粋
あの球威なら大丈夫!
オープン戦終了後に支配下登録されそう
藤川監督の後継者としてクローザーに育てて欲しい逸材。
阪神にパワーピッチャー居らんかったから楽しみや。
工藤君はこの先よほど大崩れして明らかな欠点出てこない限りは支配下当確やろうね。
キーワード解説
- 育成ドラフト1位とは?:これは、プロ野球のチームが高校卒業後や大学卒業後に、選手を育成することを目的に指名する制度です。
- 直球とは?:投手が投げる最も基本的な球種で、速さと直進性が特徴です。
- 支配下選手とは?:プロ野球チームにおいて、公式に契約されている選手のことを指し、試合に出場できる権利を持っています。