ソフトバンク、新打線がオープン戦で勝利を飾る
<オープン戦:ソフトバンク3-1ヤクルト>◇5日◇みずほペイペイドーム プロ野球界で連覇を目指すソフトバンクホークスが、オープン戦でヤクルトスワローズに勝利し、25年型の新たな打線の姿を見せたこの試合において、ソフトバンクは「2番柳田-3番近藤-4番山川-5番栗原」のスタメンを据え、強力な攻撃を展開
その中でも、栗原陵矢内野手の決勝打が光った
試合は接戦が続き、1-1で迎えた7回裏、無死二塁の場面で栗原が打席に立った
栗原は適時二塁打を放ち、チームを勝利に導いた
試合後、栗原は「チャンスで1本出すことができて良かった」と振り返り、重圧を感じつつも見事な一打を記録した
小久保監督は、栗原を打線のキーマンとして重視し、事前にプレッシャーをかけていた
監督曰く、「この打順が機能するためには栗原がポイントになる」とのこと
栗原の決勝打は、近藤からの3連打によって生まれ、打線の相乗効果を示している
栗原は昨季、140試合に出場し、2割7分3厘という打率、20本塁打、87打点の成績を収め、ベストナインに選出された
また、オフには侍ジャパンの5番としてプレミア12に参加し、準優勝を果たす活躍も見せた
監督は「去年よりも自分の型が見つかった」と栗原への信頼を寄せている
新オーダーの一角として栗原が機能すれば、柳田と近藤の2番、3番もさらに固まり、今季の開幕に向けて大きな弾みとなるだろう
さらに、左膝から復帰した周東も1番に起用され、上位打線の豪華さが際立つ
今回のソフトバンクのオープン戦での勝利は、栗原選手の活躍を通じて新たな打線の可能性を示しました。特に栗原選手が5番打者として重圧をはね返し、勝利に貢献したことが印象的で、今後のシーズンに向けた期待感が高まります。
キーワード解説
- オープン戦とは?:プロ野球のシーズン前に行われる親善試合のことで、選手たちの調整や新戦力の確認が目的とされています。
- 適時打とは?:得点するためにタイムリーにヒットを打つことで、チャンスを活かす打撃を指します。
- ベストナインとは?:その年の各ポジションで最も優れた選手に贈られる称号です。