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中日の大野雄大、阪神戦で無失点ピッチングを披露し開幕ローテーション入りを狙う

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◇5日 阪神4―7中日(甲子園) プロ野球オープン戦において、中日の大野雄大投手(36)が阪神との試合で3番手として登板し、3イニングを無失点に抑えた

大野はこの試合で2安打を許しながらも、最速146キロの直球を叩き出し、打者を圧倒する場面が目立った

昨季は成績に苦しんだ左腕にとって、このパフォーマンスは今シーズンの開幕ローテーション入りへ向けての重要な一歩となる

寒さを感じさせない情熱

この試合の中でも、特に注目される場面があった

大野の登板の際、甲子園の気温は肩を寄せ合うほどに冷えていたが、彼は半袖のアンダーシャツでマウンドに立つ

思わず苦笑する彼は、寒さを感じることなく、冷静に試合を進めることに成功した

好守に助けられた無失点

大野は冷え込む気温の中、安定したピッチングを見せる

彼は特に7回の先頭打者である森下を直球で封じ込め、続く小幡には146キロの直球で追い込んだ後、外角のカットボールで見逃し三振を奪った

さらに、3番の井上を歩かせたが、井坪を直球で右飛に抑えた

8回には守備の好プレーに助けられ、無失点を維持

このようにして、大野は3イニングを無失点で終えることに成功した

ピッチングスタイルの改善

大野は「自分は押し込んでナンボのピッチャー」と述べ、自身の投球スタイルを再確認したことを語った

彼は2020年に沢村賞を受賞した後、故障に悩まされていたが、今回は特にフィニッシュ動作が力強く見えた

投球フォームの改善が見られ、大野の復活を印象づける結果となった

自主トレ仲間からの刺激

この試合には、自主トレを共に行っている後輩選手の活躍もあった

彼の仲間である橋本は侍ジャパンデビューを果たし、大野はその状況を讃えている

一方で、もう一人の仲間である森博はトミー・ジョン手術を受けたことが残念だと述べた

選手たちへのメッセージ
大野はプロの世界で経験した浮き沈みを振り返り、若い選手たちに向けて自身のメッセージを伝える

彼にとって今シーズンも勝負であり、その思いを後輩たちに託している

大野選手の復調が感じられる試合であった。寒さをものともせず、力強い直球を投げる姿は見ていて頼もしい。後輩へのメッセージも心に響くもので、チーム全体に良い影響を与えるだろう。今後のシーズンに非常に期待がかかる。
キーワード解説

  • オープン戦とは?オープン戦は、実際のシーズンが始まる前に行われる試合で、選手の調整やチームの戦略確認が目的です。
  • 直球とは?直球は、投手が最も基本的かつ力強く投げるボールで、最速のスピードが求められます。打者を圧倒することができる球種です。
  • 沢村賞とは?沢村賞は、日本のプロ野球における優秀な投手に贈られる賞で、その年に特に優れた成績を残した選手が受賞します。

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