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ソフトバンク・モイネロ投手、圧巻のライブBPで最速150キロを記録

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 福岡ソフトバンクホークスのリバン・モイネロ投手(29)は、先日、みずほペイペイドームで開催されたライブBP(実戦形式の打撃練習)にて、素晴らしいパフォーマンスを披露しました

この日は14人の打者を相手に63球を投げ、最速150キロの速球を記録し、9つの三振を奪い、安打性の打球は2本に抑えました

 昨シーズン、モイネロは規定投球回を達成したパ・リーグの投手の中で唯一、防御率が1点台という卓越した成績を収め、各種タイトルを獲得しています

今季は先発としての2年目にあたり、さらなる進化を感じさせる投球を見せています

 オフシーズンには、特に筋肉量を増加させることに注力し、体重には大きな変化はなかったものの、全体的に体格がひと回り大きくなったことが確認されており、特に臀部の筋肉の強化が目立ちます

「キューバでは坂道ダッシュを多くやり、ジムでは肩周りや背中を重点的にトレーニングしました」とモイネロは語り、テーマを「出力アップ」に設定していたと明かしました

 この日のライブBPで特に満足していたのは、自身の直球でした

「(3月上旬を考えたら)すごく良い状態で、真っすぐが良かった」と振り返っています

昨年秋にキューバに帰国する際には、「中継ぎ時代に165キロを最MAXで投げていたが、先発に転向した今季は150キロ台前半を狙っていた」とボールの速度について言及しました

 昨シーズンは「省エネスタイル」でシーズンを通して安定した投球を行い、シーズン中の最高速度は154キロ、奪三振率は8.56に達しました

かつての中継ぎ時代の奪三振率12.65と比べると、今後再び速球が戻れば、これまで以上のパフォーマンスが期待されます

 進化を続けるモイネロ投手は、今年も更なる驚異的なパフォーマンスを展開することが予想されています

この投手の動向は、今後のシーズンにおける福岡ソフトバンクホークスの戦いに大きな影響を与えることでしょう

 モイネロ投手の進化が止まらないことに驚きます。彼のオフの過ごし方がこのライブBPに反映されており、実戦での成果が数値として現れたことで、ファンやチームにとって期待が高まります。気になるのは、昨年の成績を超える新たな記録をどのように塗り替えていくのかという点です。彼の活躍が福岡ソフトバンクホークスにどれほどのプラスの影響を与えるのか、非常に興味深いです。
キーワード解説

  • ライブBPとは?実戦形式の打撃練習を指し、選手の実戦感覚を磨くために行われるものです。
  • 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えられたかを示す指標で、数字が低いほど良い成績とされています。
  • 三振とは?打者がボールを打たずに3球目でアウトになることを指します。投手の能力を示す重要な要素です。
  • 省エネスタイルとは?投手がより少ない力でエネルギーを効率よく使い、長時間安定した投球を目指すスタイルです。

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