特に目を引いたのは、6年ぶりのトップチーム選出となった読売ジャイアンツの吉川尚輝内野手(30)で、彼が唯一のマルチ安打を記録し、来春行われるワールドベースボールクラシック(WBC)への出場をアピールした
さらに、日本ハムの水谷瞬外野手(23)は、代表初打席で先頭打者アーチを打つという素晴らしいデビューを果たした
試合のハイライトとしては、オリックス・バファローズの宮城大弥投手(23)を含む6投手が1安打完封リレーを成し遂げた
これにより、日本は堅固な投手力を見せつけた
吉川は2回の先頭打者として、1点リードの状況で登場
外角低めに沈むツーシーム(速球の一種)を捉え、中前ヒットを打ち、代表としての自信を示した
彼にとって、国際試合における対応力の高さが際立った瞬間であった
試合後、井端監督は「二遊間(にゆうかん:二塁と遊撃のこと)でいい競争ができている」と述べ、次回のWBCにおける二塁手候補には吉川の他、小園(広島)や牧(DeNA)などが挙がる中、吉川の攻守にわたるバランスの良さに期待を寄せた
吉川はこれまでの苦労を振り返り、昨年のプレミア12では左肋骨の故障により出場を逃したことを悔やんでおり、この新たな機会を無駄にしない決意を語った
また、練習中には内野手の森敬や長岡へと気軽にアプローチし、グラブ談議を交わすなど、チームとしての雰囲気を盛り上げている
次戦は6日に控えており、同チームのさらなる活躍が期待される
今回の侍ジャパンシリーズ初戦では、吉川選手と水谷選手が特に目立つ活躍を見せ、ファンや関係者の期待を一層高めました。特に、吉川選手は6年ぶりの選出ということで、彼の成長と努力が報われた瞬間だったと言えるでしょう。一方で、水谷選手の衝撃的なデビューも大きな話題となりました。今後の試合でも、彼らの活躍を楽しみにしています。
キーワード解説
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