26歳の大津亮介投手と34歳の東浜巨投手は、それぞれ先発ローテーションの最後の枠を狙って登板し、圧巻のアピールとなった
大津の投球内容
大津投手は2回⅔を投げ、51球を投げ込んで2安打無失点の成績を残した投球テーマとしては、速球とスライダーを駆使し、特に左打者の内角を攻める方法を意識した
初回は三者凡退に抑え、その後も素晴らしい制球力を見せた
しかし、2回には先頭打者にフォークが浮いて二塁打を許したため、改善の余地を感じている
「ワンバウンドを投げる意識が必要」と反省を漏らした
東浜のパフォーマンス
続いて登板した東浜巨投手も、3回で54球を投げて3安打1失点を記録した打者との感覚を確認する機会として、非常に重要な登板となった
4回には安打と四球で二死二、三塁の場面を迎え、内野安打で1点を失ったが、その後は無失点に抑えた
「ボール球が多かったが、投げている球には全く問題なかった」と振り返る姿から、自信が伺える
彼の最速は147キロで、5奪三振を記録した
今後の展望
昨季は3勝に終わった東浜投手は、「いつ言われてもいいように毎日準備をしっかりしている」と意気込んだ競争が激化する中で、両投手のパフォーマンスが今後のシーズンにどのように影響を与えるのか、今後の展開が楽しみである
今回の投球は両投手にとって大きな自信になる展開であった。今後、ソフトバンクがどのようなメンバーで戦うのか、その中で若手とベテランがどのように役割分担をしていくのか注目が集まる。ファンとしても、彼らの成長が楽しみである。
キーワード解説
- 投手とは？ 競技においてピッチャーの役割を持ち、球を投げる選手のこと。投手の成績はチームの勝敗に大きく影響を与える。
- ローテーションとは？ 投手陣が投げる日程を組むことで、先発投手が1週間の中で何回投げるかを計画するシステム。
- 奪三振とは？ 打者を三振に打ち取ることで、ピッチャーの投球力を示す重要な指標の一つ。
