6日の試合で「3番・DH」として先発出場した山崎選手は、初回の打席で遊ゴロの併殺打に倒れましたが、そのプレーの中でチームの先制点を叩き出しました
なお、併殺打とは、同時に2人の走者がアウトになることを指し、守備側がうまく連携を取ることで実現するプレーです
試合は、1番打者の矢沢が右前打で出塁し、続く2番の清宮が試みた送りバントが失策を誘い、無死一、三塁の好位置に
その後、山崎は2球目のストレートを遊撃手にゴロで返し、併殺となったものの、三塁走者がホームに帰り、先制点を奪いました
打席を終えた後、山崎選手は新庄監督とハイタッチを交わし、その後の試合に向けての気持ちを高めました
山崎選手はオープン戦において指名打者での出場は初めてで、クリーンアップに座ること自体も経験がなかったことが特徴です
昨年の5月30日の阪神戦では6番・投手として先発出場し、中前適時打を放つなど投打での活躍も見せました
指揮官の新庄監督は、山崎選手が中学校か高校時代に「ファイターズの3番バッターが夢」と語っていたことを覚えており、今回がその夢を叶える瞬間だと笑顔で語りました
今回のオープン戦では、山崎福也選手が素晴らしいプレーを見せ、チームに先制点をもたらしました。彼の夢が実現したこともメディアで取り上げられ、多くのファンに希望を与えました。このような選手の成長が日本プロ野球を盛り上げていくことは間違いありません。
キーワード解説
- 併殺打とは? 打者がヒットを打った際に、一塁と二塁の走者が同時にアウトになるプレーのことを指します。このプレーは守備チームの連携と素早い判断力が求められます。
- 指名打者とは? 野球のルールの一つで、投手の代わりに打つ専門の選手を指定する制度で、アメリカン・リーグなどで採用されていることが多いです。