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阪神・工藤泰成選手、オープン戦初登板での出来事と今後への決意

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プロ野球オープン戦で注目を集めた阪神・工藤泰成投手の初登板

(オープン戦、阪神4-5DeNA、8日、甲子園)育成ドラフトで獲得された阪神・工藤泰成投手(23)=四国IL徳島=が、7日に支配下契約を結び、昇格後初となる登板を果たしました

多くのファンが詰めかける中、工藤選手は「リリーフカーに乗った時からすごい声援を受けて、嬉しかった」と振り返ります

8回の先頭でマウンドに立った工藤選手

しかし、先に登板した川原投手が1点を失い、2死三塁の緊迫した場面での登場となりました

新しい背番号“24”ではなく、育成時代の背番号“127”を着用してマウンドに上がった彼は、藤川監督から「体重を下に乗せて思い切り投げろ」というアドバイスを受けました

彼は、150キロの直球でバッター・山本に挑みましたが、残念ながら右前の適時打を浴びてしまいます

「インハイ真っすぐのサインが出たが、投げきれなかったのが悔しい

技術不足を感じているので、これから練習します」と反省の弁を述べました

しかし、次の代打・知野選手にはフォークで空振り三振を奪い、自らの適応力を示しました

工藤選手の初登板は多くのファンに注目され、彼がプロとしての第一歩を踏み出した瞬間でした。緊張や期待が入り混じる中で、彼が意気込みを語る姿はとても印象的です。そして、技術不足を感じながらも改善を誓う姿勢は、今後の成長を期待させるものでした。
キーワード解説

  • 育成ドラフトとは?育成ドラフトは、プロ野球チームが将来有望な選手を育てるために、支配下選手にはならないが優秀な才能を持つ選手を指名する制度です。
  • リリーフカーとは?リリーフカーは、先発投手が交代した際に、次に投げるリリーフ投手がマウンドに向かうための特別な車両のことです。ファンの前で選手を迎える演出にも使われます。
  • フォークとは?フォークとは、野球で用いられる変則的な投球で、投球の最中にボールを指で引っ掛けることで、バッターに対して予測困難な軌道を描かせる投球法です。

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