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阪神・門別、オープン戦で成長を実感。過去の失敗を克服し、攻めのピッチングを展望

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◇オープン戦 阪神4ー5DeNA(2025年3月8日 甲子園) <記者フリートーク 阪神・松本 航亮> 阪神タイガースの若手投手、門別がオープン戦でのピンチを見事に切り抜ける姿を見せた

彼は登板後の取材対応で「去年のフラッシュバック」を感じたと語り、その理由に昨シーズンの苦い体験を挙げた

具体的には、初先発となった昨年5月3日の巨人戦での出来事だ

この試合では、初回に簡単に2アウトを取ったものの、その後5安打1四球を許し4失点

特に岡本選手に2ランホームランを浴びたことがトラウマとなっていたという

彼は「走者が出て、どうしても抑えたいと力んでしまい、ボールが続くことでカウントが悪化し、その結果、置きに行くように投げて打たれてしまったことが悔しかった」と当時の心境を振り返った

しかし今年は状況が異なる

迎えたピンチの場面で好打者・山本選手が立ち、門別は自信を持って投球

2球で追い込み、内角を狙った直球で勝負し、結果は三邪飛

彼の腕を振り抜く姿勢には、自身の弱気を払拭した強い気持ちが表れていた

「今年は、どんどん攻めのピッチングをします」との言葉からも、自信がのぞく

7月に21歳になる若き門別の飛躍が期待される

門別投手のパフォーマンスは、過去の失敗を乗り越える力強さを示しており、選手の成長を感じさせる。若手選手がそうした変化を見せることは、チーム全体の士気を向上させる要因にもなるだろう。
キーワード解説

  • ピッチングとは?投球技術や戦略を含む投手の投げ方のこと。選手が打者を抑えるために重要なスキル。
  • フラッシュバックとは?過去の出来事が突然思い出されて、強い感情を呼び起こす現象のこと。心理学的に不安やストレスと関連する。

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