術後の初の対外試合となるオープン戦で、栗林は1回を無失点で投げ終え、「マツダスタジアムで抑えたうれしさがあった」とコメントした
復帰戦の内容
試合は、栗林が1点ビハインドで迎えた九回のマウンド先頭の松本直選手を2球で追い込み、最後はフォークボールで中飛に打ち取り、続く北村恵選手も初球の直球で簡単に一ゴロに仕留めた
最後は伊藤選手をカウント3-2から直球で空振り三振を奪い、わずか10球で三者凡退に封じ込めた
ピッチングのテーマ
この日の投球のテーマは、直球の質であった栗林は最速148キロの直球を投げ、「まっすぐが通用するか、反応はどんな感じか」を意識して臨んだ
自身のストレートの出来を「いいんじゃないの?ちゃんと投げられている」と評価し、フォークと並ぶ自身の生命線である球種に合格点を与えた
監督の信頼
新井監督も栗林の復帰に喜びを示し、「何も問題なければ、当然そういうふうになりますよ」と今季の守護神としての期待を語った栗林自身は、「肘が治ったからいいというのじゃなくて、今後も1年間戦うための体を意識していきたい」と話し、今シーズンも背番号20を背負い続ける覚悟を示した
栗林良吏投手の復帰試合は、手術からの回復を示す大きなステップとなりました。彼のピッチングは非常に安定しており、自信を持ってシーズンに臨める状況です。新井監督の信頼も厚く、今後の活躍が期待されます。
キーワード解説
- 守護神とは?:野球における守護神は、試合の最終回に投げる選手のことで、通常、得点差が非常に接近している場面で登場します。その選手が試合の勝敗を決定づける大きな役割を持っています。
- フォークボールとは?:フォークボールは、投球した球が急激に落ち込む変化球で、バッターにとって打ちにくい球種とされています。栗林投手にとって、この球種は重要な武器となっています。