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巨人の田中将が初の甲子園マウンドで好投も反省の弁

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巨人8-2阪神のオープン戦が9日に行われ、巨人の新加入投手田中将大が甲子園のマウンドに初めて立ちました

この試合で田中は3回を投げ、1失点という結果を残しましたが、「満足いくものはなかった」と厳しい表情で振り返りました

試合中は、制球に苦しみ毎回先頭打者を出塁させるなど、移籍後初の失点も喫しました

しかし、田中は走者を背負った状態での投球に卓越した技術を見せつけました

初回には1番の近本選手にストレートの四球を与えましたが、直後の中野選手を外角の速球で遊ゴロ併殺に封じ込めました

2回には初安打を許した後、続けて大山選手と前川選手を連続三振に抑えるなど、その技巧を発揮しました

3回には二塁打を許し一死一、三塁のピンチを迎えましたが、近本選手を内角の高めの直球で打たせて一ゴロ、続いて中野選手を外角の変化球で三ゴロに仕留め、1失点で切り抜けました

この試合は巨人が例年甲子園で苦しむ中で行われ、対する阪神はベストメンバーで臨みました

まさに迫力ある予行演習となる舞台でした

捕手の大城卓選手は、「さすがの投球術」と評し、杉内投手チーフコーチも「抑えるから

なんだかんだ言って」と一定の評価を与えました

それでも、田中は「締めるところをしっかり締めないといけない」と反省の弁を漏らしました

真剣勝負においては、一つの隙が命取りになることを肌で理解しているからです

次回は、3月16日の米メジャーリーグ、カブス戦に登板予定で「出た課題をしっかり練習する」と意気込んでいます

久々のメジャーリーガーとの対戦に、ファンの期待が高まります

今回の田中将大選手の投球は、甲子園という特別な舞台で初めての挑戦でした。良い部分も多くありましたが、反省点を忘れずに次の試合に臨む姿勢が印象的です。試合での経験を活かし、メジャーリーガーとの対戦にどう修正していくのか、今後が楽しみです。
キーワード解説

  • 移籍とは?:選手が所属チームを変更することを指します。新たなチームでプレーすることで、選手は新しい挑戦や環境に対応しなければなりません。
  • 制球とは?:投手がボールを正確に投げる技術のことを指します。制球が良ければ、バッターを抑えるために有利になります。
  • 真剣勝負とは?:本気で競い合うことを指し、緊張感やプレッシャーの中で戦うことを意味します。

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