スタメンとして「7番・DH」に名を連ねた浅野は、初回の打席で西勇輝から左前適時打を放ち、得点に貢献
その後、3回には左中間への適時二塁打を記録し、2打席連続でヒットを放つ好調ぶりを見せつけた
浅野は試合後、「最近、全然打てていなかった
開幕も近づいているので、これで打てなかったら終わりだと思いながら集中して打席に入った
その結果がバット折れながらでもヒットになって良かった」と振り返った
彼はオープン戦での不振を抜け出し、自信を回復した様子が伺えた
2月23日の広島戦以来、打撃は振るわず、前日のオリックス戦では無安打に終わった
しかし、浅野は自らのスイングを取り戻すために「結果を恐れずに自分のスイングをしようと思った」と、積極的な姿勢を取り戻すことを選んだ
これによって、約12打席ぶりにヒットを記録し、復調の兆しを見せた
また、甲子園でのプレーには特別な思いがあるようで、「やっぱり懐かしい」と感慨に浸る姿も見えた
彼は高校時代に甲子園で3本の本塁打を打った経験があり、「ここでまたホームランを打って、活躍したいという思いはある
(シーズンが)開幕してから打てるように頑張りたい」と、今後の活躍に向けた意気込みを語った
浅野選手のオープン戦でのパフォーマンスは、心理的にも非常に重要なものだったと思います。彼は不振を乗り越えて再び自信を取り戻しつつあり、開幕戦に向けた期待感が高まります。高校時代の思い出と相まって、彼の成長を見守りたいです。
キーワード解説
- オープン戦とは?オープン戦は、プロ野球のシーズン開幕前に行われる試合で、選手の調整や実戦感覚を高めるための重要な対外試合です。
- 適時打とは?適時打は、試合の状況に応じて点を取るためのヒットのことで、特に得点圏にランナーがいる際に打たれると重要なプレーとなります。
- DHとは?DH(指名打者)は、ピッチャー以外の選手が打席に立つことが許される特別なルールで、打撃に特化した選手が起用されることがあります。